おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
私はこれまで、
たくさんの方の「書く習慣」に関わってきました。
その中で、多くの人がぶつかる壁があります。
それが・・・
「書いてもあまり深まらない」
「気づきが出てこない」
「ただ言葉を並べているだけな気がする」
という状態です。
せっかく「書く瞑想」を取り入れたのに、
なんだか“書く意味”を見失いそうになること、
あるかもしれません。
これはごく自然な反応であり、
ある意味、通過点でもあるのです。
今日は、「書いても深まらない」ときに、
どう考えればいいのか。
そしてどう乗り越えていくのかを
お話ししてみたいと思います。
まず、「書いていること」に意味がある
私たちは、
つい“結果”を求めすぎてしまいます。
書いたら、
「スッキリするはず」
「気づきがあるはず」
「行動につながるはず」
と、何かしらの“変化”を期待してしまうんですね。
でも、「書く瞑想」の本質は、
変化を起こすことではなく、
変化に気づける状態を整えることにあります。
つまり、
書いても何も出てこない……
という日があっても、
それでも「書く」という行為が、
自分を整えてくれている。
その静かな土台が、後々、
大きな気づきを生みます。
書くことで“気づきが出る”のではなく、
“気づける自分”になる準備をしている。
と考えてみてください。
「内側が静かになる時間」を持てているか?
深まりにくいとき、多くの場合、
頭がとても“うるさい”状態です。
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あれもしなきゃ、これもやらなきゃ
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SNSで見たあの人はすごいな…
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今週はこんな予定が立て込んでて…
こんなふうに、
外側の世界に心が引っ張られているときほど、
書いても“自分の声”が聞こえにくくなります。
だからこそ、
「書く時間」=「静かになる練習」
でもあるんです。
たとえば、こんな問いを置いてみてください。
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今、私の中で“いちばん騒がしい感情”はなに?
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それは、誰に対して? どんな場面で?
-
本当は、どんなふうに過ごしたかった?
問いは“気づきの扉”です。
うまく開かないときは、
別の扉(問い)を使えばいい。
書く内容が「浅い」と感じるとき
「今日は疲れた」
「イライラした」
そんなことばかり書いていて、
なんだか浅いな…
と思うこともあります。
でも、それもすごく大事なプロセスです。
たとえば、排水溝に詰まったゴミを流すとき、
最初に出てくるのは「汚れ」や
「不要なもの」ですよね。
感情の排水溝も同じで、
まず“日々のもやもや”を外に出さないと、
その奥にある「本音」や「本質」には
たどりつけません。
だからこそ、
「浅い」と思うような言葉も、書く意味がある。
むしろ、その先にしか「深まり」は
存在しないのです。
問いかけを変えると、視点が変わる
気づきが出ないときの最強ツールは、
問いを変えること。
よくある問いが
「なぜ、私はこんなにやる気が出ないんだろう?」
だとしたら、
ちょっと視点を変えて、
こう問いかけてみてください。
「今の私にとって、“安心”ってどんな状態だろう?」
「最近、ちゃんと味わえた“嬉しい瞬間”はあったかな?」
「どんな自分でいたい?」
「どんな一日を過ごしたかった?」
問いが変われば、出てくる言葉も変わります。
そして、その中に
「本当に欲しかった答え」が眠っていたりします。
書くことで、整える
気づきは、強く探しに行くと見つかりません。
でも、静かに待てるようになると、ふと現れます。
書くのに意味があるのか?と迷ったときほど、
あなたは、整う習慣の入り口に
立っているのかもしれません。
どうか焦らず、淡々と。
「書く」という行為を、
自分に与え続けてみてください。
その先に、きっと大切な気づきが
待っているはずです。
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「書いてるけど、これでいいのかな?」
そんな迷いを感じている方にこそ、
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