おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「平日は仕事があるから早起きできるのに、
休日になると布団の暖かさに負けてしまう……」
そんな悩みを抱える人は少なくありません。
結局、だらだらと過ごしてしまい、
夜になって「今日も何もしないまま終わった」
と自己嫌悪に陥る…。
これを繰り返してしまうと、
せっかくの休日がもったいないですよね。
そこで今回は、
「早起き」そのものを目的とせず、
充実感のある休日を過ごすための
3つのコツをご紹介します。
この方法を実践すれば、
休日をもっと楽しく、
有意義に過ごせるようになるはずです。
早起きがゴールではない!充実感のある1日を目指そう
多くの人が「休日に早起きできない」
と悩む背景には、
1日をだらだら過ごしてしまい、
「充実感が得られない」という
問題があります。
実際、休日に求めているのは
「早く起きること」そのものではなく、
「1日を有意義に過ごすこと」
なのではないでしょうか?
そのためには、
ただ早起きの方法を学ぶだけでは
不十分です。
本当に大切なのは、
感情の面から休日をデザインし、
自然と行動したくなるような
工夫をすることです。
コツ1:まずは味わいたい感情を明確にする
「早起きするにはどうすればいいか」
ではなく、
「休日にどんな感情を味わいたいか」
を考えることから始めましょう。
例えば、次のような感情が
思い浮かびませんか?
- 爽快感
- 達成感
- 自由感
- 新しい刺激
- リラックスや静けさ
朝の空気を吸いながら
散歩をして爽快感を得たい、
読書をして静けさを味わいたいなど、
味わいたい感情を起点に
計画を立てるのです。
この視点を持つことで、
単なる「早起き」から一歩進み、
感情が満たされる行動を
選べるようになります。
コツ2:事前にワクワクする予定を作る
休日に「これをやりたい!」
と思う予定を事前に用意することも
効果的です。
何も予定が決まっていないと、
どうしても布団の中で
だらだら過ごしてしまいがち。
逆に、ワクワクする予定があると、
それが「行動のきっかけ」になります。
例えば…
- お気に入りのカフェでモーニングを楽しむ
- 自然豊かな場所でハイキングをする
- 見たかった映画を観に行く
- 朝ヨガやストレッチで体を動かす
などなど、
特に、自然と触れ合う体験や
少しの運動を含めた予定は、
心も体もリフレッシュさせてくれます。
重要なのは、
自分が心から楽しめるものを選ぶことです。
コツ3:スタートダッシュを柔軟に設定する
休日だからこそ、
予定に縛られすぎない
「柔軟なスタートダッシュ」を
心がけることもポイントです。
「何時に起きる」
と時間を厳密に決めてしまうと、
それがプレッシャーになり、
結果として行動を遅らせてしまう
こともあります。
その代わり、
「午前中に○○をする」
「10時までに出発する」
といった緩やかな目標を
設定してみましょう。
朝のカフェで読書をする場合、
起きる時間はそれほど
重要ではありません。
午前中にカフェに行ければいい、
と考えるだけで心が軽くなり、
行動へのハードルが下がります。
また、目的地や予定をあらかじめ決めておくと、
「行かなきゃ」という意識が生まれ、
自然と行動に移せます。
特に、外に出る予定を1つでも作っておくと、
それが休日を充実させる大きなきっかけになります。
休日を充実させる鍵は「感情」と「行動計画」
休日に早起きすることそのものは
ゴールではありません。
本当に大切なのは、
1日を充実させるために
どんな感情を得たいのかを考え、
その感情を満たす行動を計画することです。
次の休日、次のような問いを
自分に投げかけてみてください。
「自分はこの休日で
どんな感情を味わいたいだろう?」
「その感情を満たすために、
どんな行動をしたいだろう?」
このような問いを通じて行動計画を作れば、
休日がもっと楽しく、
有意義なものになるはずです。
あなたの休日は、
あなた自身がデザインするものです。
次の休みに味わいたい感情と、
そのためにやりたい行動を
ぜひ考えてみてください。
「気持ちよく1日をスタートできる」
「これをやれて本当に良かった」
と思える充実した休日が、
あなたを待っています。