おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
日々の仕事の中で、上司や同僚、
後輩からの頼みごとや指示を無下にできず、
気がつけば自分の仕事が後回しになっている…。
そして、結局、残業する羽目になる
という悩みを抱えている方も
多いのではないでしょうか。
今回は、そんな状況を改善するための
「突発対応ルール」について
お話ししたいと思います。
無意識の行動が残業を招く
私たちは日常生活の多くを
無意識に行動しています。
朝起きてから夜寝るまでの行動の90%は、
自動的に反応していると言われています。
仕事の中でも同じで、
通勤から会社での一日、
そして残業に至るまで、
ほとんどが習慣化された行動です。
特に、メールやチャットでの連絡、
上司からの呼び出し、
同僚や後輩からの相談など、
突発的な対応が多い職場では、
その対応に追われるうちに、
自分の仕事が後回しになってしまう
ことが多々あります。
これが積み重なると、
気づけば残業をしなければならない状況
に陥ってしまいます。
「突発対応ルール」を作ろう
では、どうすれば
この状況を改善できるのでしょうか?
おすすめしたいのが
「突発対応ルール」を作ることです。
突発的な事態を
完全にコントロールすることはできません。
しかし、それにどう対応するかは、
自分でルールを決めることができます。
メールやチャットでの
突発的な連絡に振り回されないために、
通知をオフにするか、
見るタイミングを決めておくことです。
具体的には、
メールやチャットを確認する時間を決めて、
11時半、13時、15時など、
自分が集中できる時間を
確保することが重要です。
また、直接オフィスで話しかけられたときも、
何分なら対応できるかを伝える習慣
をつけることが効果的です。
「今手が空いているので20分くらいなら話せます」
「5分だけなら大丈夫です」というふうに、
自分の時間を守る工夫をしましょう。
自分の仕事に集中する時間を確保する
自分の仕事が後回しになり、
残業が増えてしまう原因の一つは、
集中できる時間を確保できていない
ことにあります。
日中はどうしても
外部からの刺激に反応してしまいがちです。
そこで、自分だけの集中タイムを確保するために、
朝早く出社して、
みんながまだ動いていない時間を利用する、
または会議室を取って一人で集中する時間を
設けるなどの方法を考えてみてください。
また、夜に残業して
自分の時間を確保するよりも、
朝早くから自分の仕事に取り組む方が、
効率よく進められることもあります。
どちらのスタイルが自分に合っているかを見極め、
自分の習慣として定着させることが大切です。
突発対応ルールを習慣に
突発対応ルールを決めることで、
日常の中での自分の反応をコントロールし、
自分の仕事に集中する時間を
確保することができます。
大切なのは、ルールを決めたらそれを習慣化し、
無意識のうちに実行できるようにすることです。
仕事の効率を上げ、残業を減らし、
自分の時間をもっと有効に使いたい
と考えている方は、
ぜひこの突発対応ルールを
取り入れてみてください。
きっと、仕事の進め方が変わり、
日々のストレスも軽減されるでしょう。
それでは、
今日も良いリズムで過ごしていきましょう。