おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「本を読んだり研修に参加したりするものの、
なかなか定着しません。
どうしたら自然にやる気になりますか？」
というご相談をいただきました。
これについてですが、
自然にやる気になることは少ないです。
私たち人間は、
何か好きなこと以外では
やる気が出にくいものです。
ですので、正しい工夫が必要になります。
では、その工夫とは何か、
一緒に考えてみましょう。
読む前と読む後の重要性
本を読む前と読んだ後、
研修を受ける前と受けた後に
時間を取ることが大切です。
この時間は、各10分程度で十分です。
これにより、
脳が行動したくなるプランを作ることができます。
読む前の準備
まず、本を読む前、
もしくは研修を受ける前に、
自分の課題や得たいことを明確にする
習慣をつけましょう。
例えば、ビジネス書を読む際に
「どんな課題を解決したくてこの本を読むのか」
を考えてみてください。
課題が明確でなくても、
「なんとなく気になるから買った」
でも構いません。
その場合でも、
自分がどんな悩みを持っていて、
何を得たいと思っているのかを考えることが重要です。
自分の願望を設定する
研修の際、私は参加者に
「どんな働き方の課題を感じていて、
何を得たいと思っていますか？」
と尋ねます。
これと同じように、本を読む際も、
自分に対してこの質問をしてみてください。
「残業が多くて困っている」
「スケジュール管理がうまくいかない」
など、具体的な課題を挙げてみましょう。
この願望を設定することで、
本から得られるポイントが明確になり、
効果的に学ぶことができます。
読んだ後のアクションプラン
次に、本を読んだ後、
または研修を受けた後に
「何を得られたか」
「これからどう行動するか」
を考える時間を取ります。
具体的には、
本や研修から得られたポイントを書き出し、
その中で一番インパクトのあるものを
一つ選びます。
その選んだポイントに基づいて、
実行するアクションリストを作成し、
具体的なスケジュールに落とし込みます。
例えば「残業を減らすために、
毎週金曜日の午後は予定を入れずに早めに帰る」
といった具体的な行動を設定します。
このようにすることで、
漠然とした学びを具体的な行動に
変えることができるのです。
何を具体的に行動しようか考えなければ、
ただ漠然と時間が過ぎてしまいます。
目的、課題、得たいことを明確にし、
それにピンポイントで答えるものを拾って、
1つのゴールを決めます。
さらに、3つの具体的なアクションを決めて
スケジュールに組み込みます。
こうした習慣を実践していくことで、
どんどん改善していくと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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