おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
今回は、1on1がうまくいかず、
どうしたら良いか悩んでいる方へ
その秘訣をお伝えします。
「話し上手じゃないため、
1on1をどう進めていいかわからない、
沈黙になったらどうしようと思ってしまう」
という悩み、よく耳にします。
この不安、非常によく分かります。
1on1の場で沈黙が訪れると、
どうしていいか分からなくなり、
コントロールを失ったような
恐怖に襲われますよね。
でも、安心してください。
話し上手でなくても、
1on1を効果的に進める方法があります。
それは、フレームワークを活用することです。
1on1にフレームワークを導入しよう
まず、1on1を効率的に進めるために、
「GPS」というフレームワークを使ってみましょう。
これは
「Good（良かったこと）」
「Problem（課題）」
「Solution（解決策）」
の順に進める方法です。
このフレームワークを使うと、
話の流れがスムーズになり、
会話が途切れることも少なくなります。
1. Good（良かったこと）
1on1の最初は、
相手の最近の良かったことや
成功体験から話を始めましょう。
例えば、
「最近、プロジェクトが順調に進んでいます」
といったポジティブな話題です。
これにより、
相手のモチベーションが高まり、
リラックスした状態で話ができるようになります。
2. Problem（課題）
次に、現在直面している課題
について話し合います。
ここで重要なのは、
相手自身が課題を挙げることです。
自分で認識した課題に対しては、
解決に向けた意欲が自然と高まります。
「クライアント対応が忙しくて、
プロジェクトが遅れがちです」
といった具体的な課題を共有しましょう。
3. Solution（解決策）
最後に、課題に対する
具体的な解決策を一緒に考えます。
「週に一度、クライアント対応の時間を固定する」
といった具体的な行動計画を立てます。
これにより、
次回の1on1までに何をすべきかが明確になります。
実際の1on1の進め方
うちでもチームメンバーと面談を行いますが、
グッド、プロブレム、ソリューション
という流れで進めることで
非常に効率的になります。
共通の了解があるので、
チームメンバーも事前に
「この期間のグッドはこれだ」
「プロブレムはこれ」
「自分としてのソリューションはこれだ」
と考えてきます。
これによって、
面談のほぼ8割がすでに完了しているような
状態になります。
質問の技術を磨く
さらに、1on1を効果的に進めるためには、
質問の技術が重要です。
以下のような質問を使って、
会話を広げたり深めたりしましょう。
・「具体的にどういうことですか？」
・「他には何かありますか？」
・「その時、どんなことに気づきましたか？」
これらの質問を使うことで、
相手の考えや感情を深く掘り下げることができます。
実践と練習が鍵
もちろん、これらのスキルは
一朝一夕には身につきません。
練習が必要です。
最初はうまくいかなくても、
継続して取り組むことで、
少しずつ自信がついてきます。
1on1の場面で沈黙が怖い
と感じることは自然なことですが、
話し上手でないことを
逆に強みに変えることができます。
相手の話を引き出し、共感し、
サポートすることで、
効果的な1on1を実現しましょう。
これからも、
少しずつ自分のペースで実践してみてください。
習慣化は、時間をかけて
少しずつ積み重ねていくものです。
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