おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
人生や仕事の中で
行き詰まりや閉塞感を
感じたことはありませんか?
そんな時、
私たちが何か一つの正解にこだわり、
そこに固執してしまうことが、
閉塞感を生む原因となることがあります。
しかし、
その行き詰まりから脱出するには、
選択肢を広げることに
フォーカスを当てることが大切なのです。
2011年、
私の会社も大きな試練に直面しました。
当時、収入のほとんどは
企業研修や講演から得ていました。
しかし、東日本大震災の影響で、
受けていた依頼が次々とキャンセルとなり、
大きな不安と経営危機に直面しました。
この時、私自身も
行き詰まりの感覚に襲われました。
この閉塞感から脱出するために、
「このまま研修事業が回復しなかった場合、
どうしよう?」
という不安を、具体的な課題として
捉えることを決意しました。
すべての仕事が
キャンセルされたわけではありませんし、
会社には内部留保もありました。
そこで、
どれくらいの期間で収入が減少し、
どこでお金が足りなくなるのかを
具体的にシミュレーションし始めました。
エクセルを開いて、
現在の仕事と貯金を基に、
月々の支出を計算し、
さまざまなシナリオを描きました。
このプロセスを通じて、
不安や閉塞感が大きくなるのではなく、
具体的な課題に焦点を当て、
問題の解決策を見つけることができました。
「いつ、いくらまでなくなるのか」
を知ることで、
具体的な対策が見えてきます。
売上を増やす方法やコストを
削減する方法を考え、
様々な選択肢を検討しました。
すると、
打つべき手がたくさんあることに気付き、
未来の可能性が広がったのです。
閉塞感や不安は、
新たな選択肢が見えないときに
生じやすいものです。
たとえば、
「会社が倒産したらどうしよう?」
「リストラされたらどうしよう?」
と不安に感じるのは、
新たな選択肢を見つけられないからです。
しかし、選択肢を広げ、
新たな可能性を模索することで、
不安を和らげることができるのです。
閉塞感は、
私たちの考え方によって生み出されます。
選択肢が明確になることで、
自由度が広がり、
問題の解決策が見えてきます。
そして、
未来に対する希望が再び湧いてくるのです。
この経験から得た教訓は、
行き詰まりや閉塞感に直面したとき、
不安にとらわれるのではなく、
選択肢を広げ、
シミュレーションを行うこと
が大切であるということです。
そして、
その過程で新たな道が
開けることもあることを知りました。
閉塞感は誰しもが経験するものですが、
その克服方法は常に存在します。
選択肢を広げ、未来を切り開くために、
具体的なアクションを起こしましょう。
すると、新たな道が開け、
明るい未来が待っています。