おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
仕事に打ち込むわけでもなく、
週末には充実感がない…
そんな悩み、
誰にでもあることかもしれません。
また、趣味ややりたいことが見つからない
というジレンマにも共感する方は多いでしょう。
この「無気力・無関心」を
解決する方法はあるのです。
まず、大切なのは自分の感情を理解すること。
なぜこんな風になってしまうのか、
考えてみましょう。
実は、この感じ方の背後には
自分の感情に蓋をしていることがあるのです。
仕事に情熱を感じないし、
休日も楽しめない…
でもこれ、過去の経験から
感情を遮断している習慣の影響かもしれません。
感情を感じないことで、
義務感や辛さを避けようとしているのです。
でもその代償はとても大きいのです。
感情がなくなることで、
プラスの気持ちも失われ、
毎日がただのルーチンになってしまいます。
どうしたら、
この状態から抜け出すことができるでしょうか。
実際、ある会社で、
仕事の残業を減らすためのコンサルティングに
携わった際のエピソードです。
5人のチームの残業対策を
コンサルティングしていましたが、
その中で2人のメンバーが
非常に距離を置いているようでした。
彼らは表面的には協力的である一方、
心を開いてコミュニケーションをとることが難しく、
上司も同じ印象を抱いていました。
どんなアドバイスや指導をしても、
それが彼らには受け入れられないようで、
「言葉が通じない」という状態でした。
そのため、私は彼らと対話し、
徐々に信頼関係を築くよう心掛けました。
この過程で、
彼らは少しずつ本音を語り始めました。
会社や上司に対する本音や不満が漏れ出し、
自分たちが深夜23時まで働かされている
「被害者」だと感じていることが明らかになりました。
彼らは一生懸命仕事に取り組んでいるにもかかわらず、
自分たちが残業を強いられていることを
自身の責任とされることに違和感を抱いていました。
この状況がわかってもらえず、
どうせ分かってもらえないなら、
分かってもらおうとするのを
やめてしまえばいいんだ!
そんな選択をして、
まるでロボットのように感情を出さずに、
無感覚に仕事をしていたのです。
しかし、この不満を吐き出した後に、
彼らは何を言いだしたでしょうか?
「まあ、とはいえ自分たちの問題を
改善してないもの事実なんですが…」
とようやく、
会社や上司ではなく自分たちの領域で
働き方の見直しを行うようになりました。
結果、コンサルティングで
高密度化の成果をだしたのは
この二人だったのです!
感情がないように思えることで、
避けてきたネガティブな感情も、
実は大切なメッセージを持っているのです。
感情を受け入れることで、
モチベーションが戻ったり、
新たな目標に向かうための
活力を取り戻すことができます。
無感情なままでいると、
何かが足りないような感じがしてしまいますが、
内なる感情に耳を傾け、
その気持ちを受け入れることで、
自分自身を取り戻す第一歩を踏み出せるかもしれません。