おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
という本を読んで感銘を受けました。
この本は、お金を貯めることではなく、
思い出づくりのために使い切ること
を勧めています。
人生で最も大切なのは、
経験や体験だというのです。
これは納得です。
体験や思い出で考えると、
「海外旅行」を思い出します。
行く前の計画から、最中、帰国後の土産話、
その後一生涯を通して「記憶の配当」が
なされていきます。
体験は、最高の人生の目的になるので、
体験づくり、思い出づくりには
時間とお金を投資すべきだといいます。
回りくどくなりましたが、
翻って、人生、自分の望むように、
好きなことを仕事にすることは、
起きている間中、能動的でいられ、
体験している感覚を持てます。
一方、サラリーマンとしていると、
日々は受動的にやらされ仕事が多く、
日々をなんとかこなして
今年も1年が終わった。
あと10年、20年、
こうやって仕事をしていくのは
どうだろうと思うでしょう。
体験や思い出がつくられるのは、
その対象が好きな活動であることです。
スピノザは「エチカ」で
人間には内側から湧き出る感情を止められない。
それに抗うことなく、素直に従う。
これが自由な生き方であり、
幸福な時間の使い方だといいます。
こう考えると、本質、ボイスを知ることは、
幸せと経験がつながるのです。
私は、仕事もプライベートも高いレベルで
統合されていると感じています。
仕事をしているようですが、
振り回されている感じはありませんし、
日々区切りをつける必要もありません。
人生において仕事の比重が大きいものです。
ここで自由意志で内なる感情から動ける仕事、
さらに自分にとって挑戦や
チーム仲間との仕事で
思い出づくりができているでしょうか?
好きな仕事をすると、
それが可能になります。
そうすると、体験、思い出が積み重なり、
後で人生を振り返っても、
「記憶の配当」がなされるのです。
だからこそ、
「DIE WITH ZERO」のように
自分の好きなことをやることが、
体験や思い出づくりを多く積み重ねる
最善の道だと言えるのです。