習慣化コンサルタントの古川です。
ポジティブ心理学に
「3:1の法則」という概念があります。
人間が幸福を感じる転換点は、
心でポジティブ感情3に対して
ネガティブ感情1を味わっている
というのです。
この法則が面白いところは、
ネガティブな感情が不要
と言っているわけではないことです。
不安がなければ準備をしないし、
焦りがなければスピードは生まれません。
適度な自己嫌悪感がなければ反省しません。
よって、マイナスに見える感情も
人生には絶対的に必要だということです。
とはいっても比率が重要です。
たとえば心を占有する感情比が
ポジティブ1に対して
ネガティブ3 だとどうでしょうか?
その人はつねに不安や焦り、無力感、
自己嫌悪に苛まれていることでしょう。
誰でもネガティブな感情に
襲われることはあります。
ただ、それを心で長引かせるか、
すぐに抜け出せるかで
まったく変わってきます。
だからこそ、私が習慣化の
コンサルティングをするときは、
習慣化についての悩みを聴きながら、
今どんな心の状態か、
つねに相手の感情にフォーカスしています。
ちなみに、
生活が悪い習慣に乱されているときは、
必ずと言っていいほど
感情習慣が悪いときです。
仕事や人間関係で
ムシャクシャしているときは、
深酒や過食、ネットサーフィンなどで
ストレス解消したくなるでしょう。
ストレス感情があるほど、
悪い行動習慣にはまりやすいのです。
いかがでしょう、
今、あなたはどんな心の状態ですか?
ストレス解消習慣にはまっていませんか?