習慣化コンサルタントの古川です。
年間1000万PV、有名プロブロガー、
立花岳志さんの最新作
「起業メンタル大全」を読みました。
一言、この本は、
「今の会社にいても未来がないし、
自分で何か好きなことで稼ぎたいな!」
と思っている方には、
ぜひお勧めしたい本です。
特に、ひとりビジネス
(自宅とパソコンとネットがあれば十分)
の起業家に、ここまで丁寧に
アドバイスしてくれるのかというほど、
立花さんの経験を惜しげもなく伝え、
メンタル面から情報発信まで
すべて具体的にカバーされている。
立花さんは11年前に独立された。
私はそれに14年前に独立しました。
同じく、私はプロコーチとして独立、
立花さんはプロブロガーで独立。
お互いにひとりビジネス、
自分の好きなことで領域を広げて、
多面的な活動をしています。
とても共鳴するところが多いのですが、
本書を読んで思うのは、
起業前にここまで丁寧に、
絶対にぶつかる壁、迷い、葛藤を拾って、
本質的なアドバイスをしている本って
すごいなということです。
私の周りに、起業とかも考えたい!
という人がいたら、間違いなく
「これ読んで起業計画を考えるといいですよ」
と、伝えるでしょう。
こういう起業本の多くは、
youtube起業とか、ブログ起業とか、
何かツールやごく狭い領域における
起業本が横行しており、
わかりやすい起業ネタではあるものの、
本質的にその後起業したら
その人たちが長続きして活動できるかといえば、
答えはNOと言えるものが多かった印象です。
起業メンタル大全は、まずは、
起業とは何か?
メリットとデメリットは何か?
起業のスタイルは?
と非常に汎用的に選択
できるように書かれている。
その意味で、コーチであれ、
ブロガーであれ、エンジニアであれ、
どのジャンルの人にも
アドバイスが当てはまるでしょう。
第二章には、
好きなことで稼ぐにはどうすればいいのか?
オフィスは必要か、仲間、人脈は必要か、
など初期で迷い、失敗して時間とお金を
無駄にしてしまう要因を見事に、
立花流に、結論づけてくれる。
すべての解説は、
私も身をもってやってわかるが、
激しく同意。
そもそも起業前に
ここまで包括的に心の面から、
成功への法則、情報発信について
懇切丁寧に、本質的に、
書かれている本は稀有でしょう。
立花さんの起業コンサルティング
を受けているような感じ。
そう思って読んでみれば、
あなたの中の起業欲が、本物かどうか、
ここに書かれている問いや視点を考え尽くせば、
もうスタートできるでしょう。
また、成功したブロガーだからこそ、
うまくいくコツを知っている。
センターピンを知っているから、
アドバイスも的確です。
その意味で、起業当初にも役立つが、
1年−3年は結構成果を出していくのに時間がかかり、
心が折れそうなタイミングもやってきますが、
そんな時にも本書は良き先輩が伴走者
となって気づきを与えてくれるでしょう。
ここからは、私の持論でもありますが、
起業は、
才能+習慣化
だと思っています。
自分の好きなこと、情熱を注げること、
使命こそ、才能であり、それに根ざす活動、
(立花さんは、ライフワークと呼ぶ)を、
しっかりと続けていくこと。
いくら好きで情熱があっても、
継続しなければそれは一時的な成功
にしかならない。
その意味で、
プロブロガーとして常に第一線で
活躍されている立花さんは、
才能+習慣化の体現者。