習慣化コンサルタントの古川です。
誰でもある時期に人生における
ライフクライシスやモラトリアム
(停滞時期)に遭遇することがあります。
私がコーチングをしているケースでは、
5つのモラトリアムがあります。
1)20代後半から30代前半の、
入社から10年未満の時期
2)子育てで育児を終えた女性が、
次のキャリアに悩む時期
3)現場の仕事から、
管理職に昇進していく時期
4)40代後半から50代にかけて、
組織での頭打ち状態を感じる時期
5)退職した後、仕事以外の何に
生きがいを見つければいいか迷う時期
長い人生では、どのフェーズでも
迷わない人は珍しいものです。
では、どうすればいいのでしょうか?
心理学の大家、カール・ロジャーズ
の言葉を引用しましょう。
「私の人生の目標は何か」。
「私は何を求めているのか」。
「私の目的は何か」。
これらは、すべての人が一度あるいは何度か、
あるときは静かに自分を見つめながら、
あるときは苦しい不安や絶望の中で、
自分自身に向かって問う問いである。
(中略)
これらの問題はまた、
すべての人が自分自身で、
自分なりのやり方で、
問い、答えなければならない問題でもある。
『ロジャーズが語る自己実現の道』
ここで大切なことは、「自己対話」です。
価値観、情熱、願望、使命を
深く探求することです。
自分の人生の重心となる
価値観を明確にして、
大切なことは何かを問うことで
真の目標や生き方が見えてきます。
内側の真の自分と現実が一致すれば、
人生で不要なことをやめ、
大切なことに生きることができます。
ただし、「真の自分とは何か?」
と頭の中でぐるぐる考えていても、
抜け出せない迷路の中で苦しむばかりで
嫌になってしまいます。
そこで書くことで自己との対話を進め、
少しずつ気づいていくのです。
ここには即効性はありません。
自然がゆっくりとした時間の中で
育まれていくように、自分を知り、
生き方を変えていくにはじっくりと地道に、
急がば回れの精神で自己対話を
することが必要です。
そのために書くことを習慣にして
自己対話を積み重ねていきましょう。
自分の内側にある感覚や直感を言葉にして、
心が反応したことを深掘りしていく。
これを繰り返していくと、
どんどん自分が明確になっていきます。
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