習慣化コンサルタントの古川です。
私の極端な例をお話ししましょう。
私は睡眠の重要性を実験するために、
9時間睡眠に挑戦しました。
目標は「寝尽くす!」。
1ヶ月ほど21時に寝て、
6時に起きる生活を実際におこないました。
その結果、私が実感したのは次の通りです。
まず、仕事面でいえば、
集中力が劇的にアップしました。
通常3時間かかってい仕事が
半分の時間で終わり、
気の重い仕事が面白いように
どんどん片づいていきました。
睡眠によって脳のエネルギーが
満ちあふれているので、苦痛を感じないのです。
先延ばしにしたいという気持ちは、
仕事の重さと脳のエネルギーの枯渇に
関係があるのだと実感しました。
また、創造力も飛躍的に高まりました。
私は仕事柄、本を書いたり、
教育コンテンツを開発したりするので、
創造活動が多いのですが、
インスピレーションがあふれ出す奇跡も
体験できました。
たとえば、たった30分しかない電車の移動時間で、
大きな講演のコンセプトが固まり、
話す内容の概要のスケッチが完了しました。
通常、睡眠負債が溜まった状態だと、
2時間〜3時間かかっても
グルグル決断できないことが、
スキマ時間だけで重要な仕事が
終わっていったのです。
私が感じた最大のメリットは、寝尽くすと、
日中、睡魔と戦う必要がないどころか、
日使い切れないほどのエネルギーが
充電されるということです。
起きている間、毎瞬、
幸福感を感じる生活が続きました。
一方、いかに睡眠負債を抱えている状態が
苦行なのかを本当に実感しました。
もちろん、通常のビジネスパーソンに
9時間睡眠をおすすめはしませんし、
する必要もないでしょう。
7時間眠れば充分です。
ただ、私は睡眠への投資は、
長期的に健康を維持して幸福感を覚え、
生産的に生きるためには欠かせないものだと
考えています。
仕事の生産性が低い人は、
脳疲労でエネルギーが枯渇していて
非効率に陥っていることが多いのです。
結果、働く時間が長くなり、深夜帰りになり、
すぐに寝るのはもったいないと睡眠時間を削り、
せめてものストレス解消として、
お酒を飲んだり、テレビを見たりします。
この悪循環を繰り返している限り、
生活の充実度は高まりません。
また、早起き生活を続けることも困難になります。
では、睡眠時間を確保するために、
仕事から帰って寝るだけの生活で
いいのでしょうか?
それでは、毎日が楽しくないでしょう。
私も同じです。
だからこそ、
生活習慣全体を最適なものにする必要があります。
ちなみに現在の私は、
創造性の発揮と起きているときの集中力の観点から、
8時間睡眠をとっています。
もちろん、高い睡眠の質を保ちながらです。
9時間睡眠はいいのですが、
夜決まった時間に眠れなくなるので、
最終的に8時間睡眠にして、
運動の習慣と合わせてぐっすり眠るのが
ベストだと判断しました。
このように試して、
最終的に「身体の声を聴く」ことが
睡眠の適量を判断する要です。
そのためにも、身体の感覚と
コミュニケーションをとってみてください。
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