今のあなたに必要な習慣が分かる「日記の書き方」 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

今日は、前回の続きです。

 

自分が置かれている状況や自分の感情を
書き出すことによって、
心を整理できつことをお伝えしました。 

書き出すことで客観的に自分の心に向き合い、
自分の心と対話することは

多くのメリットを生んでくれます。

いいことずくめということは、
もちろん幸福感が高まるということです。

では、いったいどのようにして
自分が置かれている状況や自分の感情を
書き出せばいいのでしょう。

 

 

わたしがオススメするメソッドは、
「放電&充電日記」です。

「放電」とは、
「自分のテンションが下がった出来事。」

そして、「充電」とは
「自分のテンションが上がった出来事」
です。

1日のうちに起こったそれらの出来事を
書き出してみてください。

ポイントは、
心と向き合い「感情」に着目すること。

日記というと、  
ふつうは起こった「出来事」だけを
書きつづってしまいがちです。

そうではなく、その出来事によって
自分がどんな感情を抱いたのか
というところを意識してみてください。

「今日は雨でランニングができなかった」
という出来事だけで終わらせるのではなく、
「あー残念」という感情も書き添える
イメージです。

そうすることで、
「放電&充電日記」はみなさんに
多くのものをもたらしてくれます。


「放電日記」は、自分が感じる
「ストレスのパターンを把握し、
ストレスに対処する」のに最適です。

毎日のストレスは、
つい「スルーしたほうが楽」だと思って、
目をつぶってしまいがちです。

でも、「楽」だと感じるのは、
その瞬間だけのこと。

日々スのトレスをスルーするというのは、
心のなかにゴミをため込んでいくような
ものなのです。

そして、ストレスをスルーすればするほど、
たくさんのゴミに囲まれた心を立て直すことは
難しくなるでしょう。

そうではなくて、「放電日記」によって、
「自分はどんなことにストレスを感じやすいのか」
を知ってください。

そして、あえてストレスと向き合い、
ストレスを自覚するのです。

そうすることで、
「どうすればストレスを感じなくなるのか」
「このストレスにどう対処すればいいのか」
と考え、最終的にストレスを
軽減させることができます。


一方の「充電日記」をつけることには、
「自己効力感を高める」という効果を
期待できます。

ここでみなさんに
ふたつのお願いをしてみましょう。

ひとつ目のお願いは、
「過去の失敗体験をいくつか教えてください」
というもの。

そして、ふたつ目は
「過去の成功体験をいくつか教えてください」
というものです。

どうでしょう?  

失敗体験はいくつもすぐに
思い浮かべられたのに、
成功体験はなかなか思い出せなかった
という人も多いのではないでしょうか。

これは、人間が持つある種の
防衛本能によるものです。

大むかしに大自然のなかで
暮らしていたわたしたちの祖先は、
日々の失敗や成功がそのまま
生死に直結していました。

だからこそ、
失敗しても運良く生き残れた場合には、
二度と同じ失敗を繰り返さないために、
人間の脳は成功よりも失敗を
強く記憶するようになったのです。

現代に生きるわたしたちにも、
自動車の運転中の失敗など、
内容によっては即座に死につながる
という失敗もあるでしょう。

もちろん、
それほどの大きな失敗ではなくとも、
失敗することは、
自身に大なり小なり危険やトラブルを
招くことになります。

そのため、わたしたちの脳も、
やはり成功よりも失敗を強く記憶するように
できているのです。

その脳の働きにより、
じつは日常にもたくさんの成功やいいことが
起きているにもかかわらず、
わたしたちはその出来事をスルーしがちです。

そこで、
「今日はこんないいことがあった!」
「こんなことができた!」
というふうに、
日々のテンションが上がった出来事や
成功体験を「充電日記」に書き出して、
しっかり向き合うわけです。

そうするうち、
「自分はできるんだ!」という
自己効力感は確実に高まり、
ひいては幸福感も
どんどん高まっていくはずです。

少しまわりくどかったかもしれませんが、
「放電&充電日記」が持ついちばんの効果は、
「自分の幸福感を下げることはなにか、
幸福感を上げることはなにか」
がわかることなのです。

それらは、
「自分はどんな習慣を身につければいいか」
を知る判断材に料もなります。


最後に、
書き方についてアドバイスをしましょう。

「放電&充電日記」は、
「放電   日記→充電日記」の順に
書くことをオススメします。

なぜなら、テンションが下がった出来事や
失敗体験を出し切ったあとに、
テンションが上がった出来事や
成功体験を書くことで、
気持ちをよりポジティブな状態に
することができるから。

また、書くタイミングは、朝がオススメ。

放電や充電にあたる出来事は、
夜寝るまで続くため、
前日を振り返るかたちで
朝に書くのがいいでしょう。
 

 

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