私たちは現実ではなく、現実だと解釈した世界に住んでいる | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

人間はパターンの生き物であるということで、
昨日は行動習慣について書いてきました。

今日は思考習慣について書いてみたいと思います。

下記の図をご覧ください。
行動の下に思考を置きました。


 

 

 

 

私たち人間は、思考する生き物です。

動物ならば本能で生きますが、
私たちは大脳新皮質が発達しているため、
良くも悪くも、あれこれ考えます。

未来にビジョンを描いたり、
3ヶ月後の旅行をイメージして楽しんだり、
逆に、1週間前に怒られたことをクヨクヨしたり、
1ヶ月後のプレゼンテーションに
プレッシャーを感じたり、
上司の機嫌が悪いと何か悪い事したかなー
と思ったり、

将来のお金は大丈夫かな、
と不安の種は尽きません。

これは何が作り出すのでしょうか?

今、何も起きていないことを
想像力たくましく、想像して、不安になる。

でもこの不安は、私たちにリスクを備えさせて

先回りして行動させるのに良いのです。

想像できるのが人間の強みであり、
不安はモチベーション。

結果、来るべき冬の寒波に向けて
暖房や食料の買い込みをできたからこそ、
人間は生き残ることができました。

だから思考する動物であるのは
高等なことなのです。

ここで大切なことは、
「現実ではなく、現実だと解釈した
世界の中に生きているということ」
 

 

世界そのもの、
他人そのもの、
出来事そのもの、

はファクトとしてあるわけですが、
それを人間は自然と解釈をします。

思考を通して。


たとえば、コロナ禍で、第6波が来る。

これは数字としてのファクトですが、
それによって「どうなるだろう」
と想像するのは、人それぞれです。

イギリスやアメリカの方では、
「盛大にマスクなしでガンガンパーティーを
やっている」映像が流れたりしますが、
(あくまで一部の人かもしれませんが)
あれは、「コロナなんて怖くない」と
解釈している人の行動でしょう。

逆に、感染の恐れ、周りにうつすことの恐れを
持つ人であれば自粛行動をとるわけです。

これは、どのように思考で解釈したかで
行動が変わる分かりやすい例です。

ここで考えた方がいいことは、
人間はパターンの塊であり、24時間、
たくさんの行動を行なっています。

その行動を起こす主体である私たちは、
さまざまな思考パターンを巡らしている
ということです。

「自分に自信がない」
「失敗するかもしれない」
「もし間に合わなかったらどうしよう」
「これ周りにどう思われるかな・・・」
「どうしてもあの人が好きになれない」

これらはすべて解釈です。

自分に対する解釈
人に対する解釈
出来事、予定に対する解釈

思考パターンは、解釈パターンですが、
これが内なる世界、メカニズムとして
ぐるぐると自動反応で回っています。

これぞ行動パターンよりも、
「THE無意識的」な習慣です。

自分の思考のクセを明確に意識することは、
ほとんどないのではないでしょうか?

よほどマイナス思考で、
感情が苦しい場合は意識すると思いますが、
それでも、
マイナス感情の苦しさがポイントであって、
思考を自分で扱うことに取り組むことは
ほとんどないでしょう。


世界的ベストセラーナポレオンヒルの本に、
「思考は現実化する」がありますが、
まさにその通り。

私たちは考えた通りに、行動し、
そして人生や生活、人間関係ができていきます。

「どうせ、自分は運が悪くてダメだ」
と信じていると、その通りの出来事が起き
(正確にいうと起こし)、
やっぱりな!と納得する。

これで1つの思考パターンが回るのです。

「私は、恋愛できない」と信じていると、
出会いを避けます。

行動しないし、仮に合コンに誘われて行って
初デートをしたとしても、
「1回目だけで終わってしまう」
という結果に、
「やっぱりな!」と納得する。

不思議なサイクルですが、
私たちは一度できた思考の思い込みの癖を
「肯定」したくなるのです。

本当はそこから抜け出したいのにも関わらず。

これが思考習慣の実態です。

習慣というのは、パターンであり、
一度身につけたパターンを
脳は繰り返させようとします。

良いパターンにしろ、悪いパターンにしろ。


思考習慣のすごいところは、
行動習慣なんかよりも非常に複雑で、
巧妙に習慣化されて回っています。

仏教の唯識思想では、
「一人宇宙」という言い方をするそうですが、
まさに、あなたが目覚めた瞬間から
目の前に移る現実は、
「あなたが解釈した世界」
が始まっているのであって、
現実そのものではありません。

それが証拠に、夫婦で同じ家に住んで、
同じところに出かけたとして、
頭の中でどのようなことを考えているかは、
まったく言葉を交わさなければ分からないし、
交わしたとしてもそれはごく一部です。

究極、私たちの思考パターンは、
100人100通りです。

まったく違います。

もし、人生を変えたいなら、
思考習慣を変えるべきです。

思考パターンが変われば、
私たちは同じ現実(職場や家庭)にいても
以前だったら苦しくて仕方がなかったものが、豊かになっていったりします。

そして思考習慣を変えれば、
行動も変わります。

実は行動の問題は、思考パターンが
巻き起こしていることが多いのです。


よく、

「なんでそんな悩むの?
もっと気楽に考えればいいのに」

「真面目に考えすぎだよ、
もっといい加減でいいんだよ」

なとど言われますが、
まさにこれは相手と自分の世界の解釈の違い
ですよね。

ただ、そう言われても、
簡単にできるわけじゃない。

そしてそう言われていることが正解でもない。

大切なことは、思考はストレッチと同じで、
ゆっくりじっくり、半年かけて毎日、
ワークをすることで確実に変化します。

それもびっくりするぐらいに。

半年後、コツコツ続けた思考の変容は、
人間関係、夫婦関係、日常の出来事に対する
反応や感情を劇的に変えてくれます。

周りもびっくりするし、
人間関係が改善していきます。

思考習慣を変えるということを、
私が行動習慣とともに大切に扱っている理由が
伝われば幸いです!!

明日は感情習慣について書きたいと思います。

(これはさらに深いですよ。笑)
 

 

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