習慣化コンサルタントの古川です。
私たちの仕事は、チーム、上司との共同作業です。
その間にはコミュニケーションが存在します。
口ぐせというアングルから
ビジネスコミュニケーション力を高める習慣
を見ていきたいと思います。
今日から2日にわたり、
・ヒューマン系コミュニケーション力
・ロジカル系コミュニケーション力
を高める口ぐせを6つの観点で
ご紹介していきたいと思います。
私はビジネスのコミュニケーションは、
大きく2つに分けられると考えています。
1つはヒューマン系コミュニケーション力、
2つ目は、ロジカル系コミュニケーション力です。
ヒューマン系コミュニケーション力
人間関係は、信頼や感情のつながりが
土台にあります。
感情のつながりは普段からの思いやりや
感謝、義理人情のコミュニケーションから
作られます。
一朝一夕にしては出来上がらず、
普段からの習慣が重要です。
ヒューマン系コミュニケーション力とは、
人間関係をつくり、感情のやりとりをする
能力です。
ロジカル系コミュニケーション力
ビジネスの世界は、
人間関係が出来れば
全てうまくいく訳ではありません。
端的に分かりやすく伝える力も重要です。
上司への報告、部下への指示、
お客様へのプレゼンなど
論理性を問われるコミュニケーションがあります。
大きく2つの種類に分けてみましたが、
この詳細は様々なスキルが必要です。
今日は、
ヒューマン系コミュニケーション
について見ていきましょう。
視点は3つです。
①部下が安心して話せる口ぐせ
②自己主張する口ぐせ
③温かみを伝える口ぐせ
①部下が安心して話せる口ぐせ
上司を前に話すときに、論理性にこだわるあまり
シドロモドロになるケースがあります。
また報告には
論理性を求めてもいいのですが、
悩みや相談事などの場合は
緊張していては自己開示ができません。
そこで、部下が話しだすときに
ハードルを下げる口ぐせはこちらです。
☆口ぐせ
「バラバラでいいから、
思っていること、悩んでいることを
思いつくままに話してみて!」
上司が面談時にこのように宣言してくれると、
部下は安心して話すことができます。
私もよくクライアントさんが
混乱しているときには、
上記のような切り出しをしますが、
とても効果的です。
②自己主張する口ぐせ
会議や上司で意見をいうときには、
緊張するものです。
「こいつ、こんな意見しか言えないのか?」
と蔑まれることを恐れていたり、
反論されて傷つくのを怖がっていたりするものです。
そこで上司の立場ならば、
部下を気楽にさせる口ぐせを
言っておきたいところです。
☆口ぐせ
「とりあえず、どんな意見でもいいので1つ教えて!」
「どんな低レベルの意見でもいいから教えて!」
このように最初の発言のハードルが下がると、
2回目からは意見が言いやすくなります。
一方、部下の立場ならば、
聴き手の期待値を下げてから
話す口ぐせを入れるといいでしょう。
☆口ぐせ
「的外れな意見かもしれませんが、」
「思いつきのアイデアで恐縮ですが、」
よく意見を言う人は
このような口ぐせを使っていませんか?
使ってみると分かりますが、
意見をいう心理的なハードルが下がります。
③温かみを伝える口ぐせ
人間関係で一番心温まるのは、
相手から興味関心を向けられている
と実感するときです。
上司が部下を見てくれている、
他のメンバーが気にかけてくれていると感じるとき、
私たちは一人じゃないと安心できます。
また、その人のために頑張ろうとも思えるのです。
こまめに変化に気づく、
思いやりやサポートする姿勢を示すことがポイントです。
☆口ぐせ
「最近、○○変えた?」
(表情、髪型、服装など変化)
「○○の件、サポートできることがあればいってね」
(思いやり)
相手との関係によって、
言われたくないことはあります。
そこは見極めるとして、普遍的な原則は、
変化に気づくこと、思いやりを示すことです。
そのために何ができるかを考えてみて下さい。
明日は、
ロジカル系コミュニケーション力
について見ていきましょう。
ぜひ、日々活用して口ぐせから
思考を変えるキッカケにしてみてください。
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