習慣化コンサルタントの古川です。
頭の中が「あれもやんなきゃ」「これまた先延ばしした」
「心配なこと、気がかりなことがごちゃごちゃしている」
このように、大量のTODOで頭が混乱して、
意識が分散している状態
気がかりや心配事に気を取られている状態
これをマインドレス(心を失っている)と言います。
「忙しい」という言葉は、
心を亡くすとと書いて「忙」となります。
実は、「忙しい」というのは単に
仕事の量が多いというより、
心を失っているときに感じる感情と言えます。
私たちは、朝から晩まで仕事をしても、
自ら没頭して仕事をしたときの感覚は、
忙しかった・・というより、
たっぷり仕事したなーという気持ちになると思います。
逆に、他者に振り回され、
心配事やTODOに頭が混乱しているマインドレスなときに、
「忙しい」と感じると思います。
単に仕事が忙しいと言っても、
時間の問題ではなく、
どれぐらい「今ここにある心」とつながっているか、
1つのことに集中できているかで感じ方が変わります。
1つのことに没頭できている状態、
100%、一心不乱に集中できている状態、
今この瞬間を生きている感じがある状態をマインドフルと言います。
どんなに仕事の量があってもマインドフルの時は、
心は亡くしていません。
私なら、朝から晩まで創作活動に集中したときに
やってくる深い充実感は、「忙しい」という感覚とは違います。
逆に、多様なプロジェクト、
大量のTODO、それに伴う心配事、
気がかりが頭の中を錯綜して混乱しているとき、
「忙しい」という言葉を使います。
同じ10時間働いても、
前者は「充実」、後者は「忙殺」。
この違いは、頭の混乱に伴い、
心を感じられていない状態、
マインドレスと頭と心が1つに集中し、
心から1つのことに没頭している状態、
マインドフルの違いから生まれています。
大切なことは、マインドレスをいかになくすか。
マインドレスに導くものとしては、
・整理されていないTODO
・考え尽くされていない仕事のプロセス
・想定されていないリスク
・片付けられていない部屋・PC環境
・大量の目標・複雑な生活ルール
・思考中心の生活(仕事)
・他者から振り回される生活
・ギリギリ仕事
です。
一方マインドフルに入るためには、
・整理されて一覧できるTODO
・考え尽くされて具体化された仕事のプロセス
・想定されてシミュレーションされ尽くしたリスク
・スッキリと片づいた部屋・PC環境
・フォーカスされた重要な3つの目標とシンプルライフスタイル
・身体中心の生活(運動)
・早起きによる主導権のある生活
・余裕のある前倒し仕事
です。
片づけは、マインドフルに入れるし、
瞑想は呼吸に集中できる。
運動すれば身体にフォーカスするし、
早起きして動き出せば追われる生活から、追う生活になる。
私たちは、本当に、こころの底から求めているのは
「マインドフルな時間」を増やしたい!
ということではないでしょうか?
今ここにある!
100%没頭してこの瞬間を生きている感覚。
その手段が、片づけだったり、瞑想だったり、
思考の整理さったり、早起きだったり、
運動する時間だったりするだけで。
そう考えると、あらゆる習慣の先にあるものは
マインドフルに集約されるような気がします。
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