習慣化コンサルタントの古川です。
行動の繰り返しと感情のインパクトの強さ
という観点から習慣化について
書いて見たいと思います。
行動習慣を例にとると、インパクトとは、
強烈な嫌な思い、もしくは快感
ということになります。
犬に噛まれる、高いところから落ちる
という体験があると、
それがたった1つの出来事でも
感情インパクトが大きければ
その後の習慣をつくってしまいます。
私も犬恐怖症でしたが、
(多少、まだその気は残っている(笑))、
昔、私よりもひと回り大きな犬が来て、
私の方にどんと手を置いて覆いかぶさったそうです。
母親曰く、それ以来、
私は犬が苦手になったと・・・
ということで、犬に限らず
噛む動物全般が近寄ってくると
逃げてしまうという習慣がつくられました。
別の例を出しましょう。
うちの家の近くに、
ちょっと良い目の中華料理屋さんがあります。
ここの酢豚定食が絶品ということで、
よく通っていました。
3年ぐらいでしょうか、
ある日妻と二人で食べていると、
酢豚の肉が変な味がしたわけです。
「オエっ」とえずいたのですが、
我慢してのみこました。
そして、私はその後一度も
中華料理屋に行く気になれません。
3年間通い続けたのに、
たった1回の変な味がインパクトが大きくて、
中華料理屋に通うという習慣がぴたっとなくなったのです。
次に繰り返しということになります。
私がやっている極真空手の先生に
「子供に空手を習わせて続けさせるためには
どうすればいいか?」
と聞くと、
「最初は遊び感覚でやるほうがいいですよ。
嫌になったら絶対、やらなくなりますから」
と言われました。
極真空手のような厳しい世界でも、
楽しい!という感覚を大切にするわけです。
空手って楽しい!という繰り返しの感情を
稽古に通うという行動とリンク付けする。
もちろん、痛い想い、しんどい想いをするわけですが、
その頃には、強くなりたい!負けたくない!
という別の感情が立ち上がって、行動を引っ張るのです。
脳が単純な習慣行動を覚えるには、
行動する、快感を感じる、また行動しようと思う、
そのうち行動が当たり前になる。
行動の繰り返しと感情のインパクトの強さによって
習慣がつくられるというメカニズムについてお話しました。
▼朝活、部活とさまざまな実践の場で『分かる』を『できる』に変える!
習慣化で好循環のサイクルを生みだす超実践型コミニティーはこちら↓
▼カフェで話をするように、
習慣や習慣化の悩みを気軽に相談したい方はこちら↓
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
---|
▼Podcast配信番組をYouTubeで聞きたい方はこちら↓
▼日々の気づきや、出来事、習慣化のヒントやコツはもちろん、
限定のご案内や最新サービスをいち早く受け取りたい方はこちら↓
▼継続的にやる気を高め、
習慣化をサポートする『続けるツール』を手に入れたい方はこちら↓