習慣化コンサルタントの古川です。
◆なぜ三日坊主になるのか? ~習慣引力の法則~
英語の学習、家計簿、早寝早起き、
片づけ、禁煙、ダイエット、運動、
資格の勉強、貯金・節約、日記、読書・・・
「今度こそは!」と決意した情熱とは
裏腹に何度も挫折を繰り返します。
なぜ、私たちは1つのことを続けられないのでしょうか?
それはまず結論から言うと、
人間には「新しい変化に抵抗し、
いつもどおりを維持しよう」とする本能があるからです。
人間にとって変化は脅威で、
いつもどおりが安全で安心なのです。
たとえば、体温を例に挙げてみましょう。
私の平熱は36.5度ですが、
人間の体はいつもどおりの平熱を維持しようとします。
仮に風邪を引けば、体温は38度まで上昇しますが、
体は汗で体を冷やして平熱に戻そうとします。
これも変化に抵抗し、いつもどおりを維持しているのです。
続けたいことも同じです。
私はこの「いつもどおりを維持し、
変化に抵抗しようとする力」を習慣引力と呼んでいます。
習慣化とは「自分が続けたいと思っていることを、
意志や根性に頼らず、毎日のハミガキのように
楽々続く状態に導くこと」です。
つまり、続けたいことがいつもどおりになってしまえば、
今度はいい意味で続いている状態を維持してくれます。
これも習慣引力の法則です。
ダイエットでリバウンドするのは、習慣化の手前だからです。
習慣化された状態に持っていければ、
あとはダイエットも片づけも全てリバウンドしにくくなります。
それでは、どれぐらい続ければ習慣化するのでしょうか?
◆習慣は3つに分類できる
習慣には様々な種類があります。
それぞれ習慣化に必要な期間が異なりますので、
3つに分類してご紹介します。
1つ目は行動習慣。
片づけ、英語の学習、日記、節約などの習慣です。
習慣化への期間は1か月です。
2つ目は身体習慣。
ダイエット、運動、早起き、コミュニケーション、
禁煙、筋トレなど身体のリズムに関わる習慣です。
習慣化への期間は3か月です。
3つ目は思考習慣。
ポジティブ思考、発想力、
論理的思考力などの考え方の習慣です。
習慣化への期間は6か月です。
あなたが続けたい習慣に必要な期間を
きちんと理解して続けていくことが重要です。
◆三日坊主を防ぐ習慣化の3原則
多くの人の習慣化のサポートをしてきた経験から、
続かない人の傾向を見ていると
習慣化のスタート前の計画と姿勢に
挫折原因があることが多いのです。
三日坊主に陥らないためにも次の3つの原則を守っていきましょう。
原則1.1度に1つだけ取り組む
1つ目の挫折する原因は、
一度にあれもこれも習慣化しようと欲張りすぎるケースです。
やる気に任せて片づけとダイエットと
英語の勉強を一気に始めてしまってはうまくいきません。
1度に1つの習慣に取り組んでください。
原則2.複雑なルールにしない
2つ目の挫折する原因は、
1つの習慣に複雑な行動ルールを決めているケースです。
英語の勉強ならば、通勤電車で英単語帳、
会社についたら英字新聞、昼食時はリスニングの勉強、
帰りの電車で英語日記。
このように1つに習慣を絞ったとしても、
行動ルールが複雑だと続きません。
シンプルで効果的な行動ルールにすることをお勧めします。
原則3.結果より行動を重視する
3つ目の挫折する原因は、
結果にこだわりすぎて行動リズムを崩してしまうケースです。
ダイエットであれば、なかなか減らない体重に
イライラして無理なダイエットに走ってしまう。
結果、急激なリバウンドが
その後に待ち受けています。
焦らなくても習慣化できれば結果は複利で返ってきます。
以上、今回は続かない原因、習慣化までの期間、
続ける3原則をご紹介してきました。
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