習慣化コンサルタントの古川です。
運動、片づけ、ダイエット、
勉強、早起き、長時間残業・・・・
私たちの生活の8割は
自動化された習慣で動いている
と言っても過言ではありません。
自動化された習慣のほとんどは、
無意識的にやっている、
習性のようにやっていることなので、
意識の焦点を強く当てなければ絶対に改善しません。
そこで、今回焦点を当てたいのが「見える化」です。
1.なぜ、見える化なのか?
私たちには「見える化」すると
改善したくなる本能が備わっている。
習慣化をしていてつくづくそれを感じます。
私たちの脳は、五感の情報に反応します。
見ているもの(視覚)
聞こえたもの(聴覚)
触ったもの(触覚)
味わったもの(味覚)
匂ったもの(嗅覚)
この中で、私たちが情報を最も多く得るのはどれでしょうか?
『産業教育機器システム便覧』によると、
視覚器官 83%
聴覚 11%
臭覚 3.5%
触覚 1.5%
味覚 1.0%、
であるとしています。
実験の背景などはさておき、
ダントツに視覚からの情報が私たちに影響を与えています。
つまり、視覚化(見える化)すると
最も強い優位感覚を使うことができるのです。
2.生活習慣も時間の使い方も見える化すると大違い
見える化が重要だという理屈だけでは
ピンと来ない部分も多いので、
例を用いて見ていきましょう。
生活習慣を変えたいAさんは、
夜型で夜更かしをやめて、
自己啓発のための勉強をしたいといいます。
頭が冴えている早朝の時間をうまく活用したい。
しかし、意欲とは裏腹に毎日同じ生活を繰り返しています。
「午前2時になってあー、今日もこんな時間」
とため息をついて寝床につきます。
分かっていてもなかなか変えられない。
これが習慣引力(いつも通りを維持する心理要因)です。
こんなとき、見える化することをお勧めします。
私は、生活習慣を変える、
早起きしたいという方には、
理想の生活スケジュールを書き、
現状と比較することをおすすめしています。
たとえばAさんが書いてみるとこのような内容になりました。
いかがでしょうか?
・退社時間が遅すぎる、
・睡眠不足がたたって、仕事の集中力不足。結果長時間残業になっている
・朝早めに出社することで集中時間を確保できる
・子供との時間を平日とることで充実感がアップする
このように「見える化」すると、
私たちの脳は視覚情報から
理想と現状の違和感とズレを修正すべく
色々改善アイデアが湧いてくるのではないでしょうか?
ぜひ、記録して見える化してみてください。
▼カフェで話をするように、
習慣や習慣化の悩みを気軽に相談したい方はこちら↓
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
---|
▼Podcast配信番組をYouTubeで聞きたい方はこちら↓
▼日々の気づきや、出来事、習慣化のヒントやコツはもちろん、
限定のご案内や最新サービスをいち早く受け取りたい方はこちら↓
▼継続的にやる気を高め、
習慣化をサポートする『続けるツール』を手に入れたい方はこちら↓
▼時間と場所を選ばず、習慣化講義を何度でも!
自分のペースで学びたい方はこちら↓