最重要の仕事を朝一番に片づける習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

1.重要な仕事を後回しにする悪い循環

 

今日は新商品の企画書を作成する日。

 

朝からギリギリに出社して

とりあえずメールを開きつつ郵送物の封を切る。

 

企画書に取りかかろうとすると、

関係部署からたくさんメールが飛んで来ている。

 

まずはこの雑用を済ませてスッキリしようと返信を始める。

1つ返信すると、そこにさらに問い合わせが来る。

そうしている内に上司から呼ばれて急ぎの打ち合せを依頼される。

 

こうして一日で

一番重要な仕事(新商品の企画書)が後回しになり、

夜の残業時間に重い腰を上げて取り組むという

悪いパターンに陥りがちです。

 

結果、夜ヘトヘトの時間に企画書をつくると

非効率になり多残業になります。

 

 

2.朝一番に最重要の仕事が向いている理由

 

結論からいうと、

一番重要で気が重たい仕事は朝一番に片づけること。

これがタイムマネジメントの中で最も着手した方がいい習慣です。

 

短時間でメリハリをつける「高密度仕事術」を

コンサルティングする中で、

最初の8割の方は最重要の仕事を

後回しにすることで非効率に陥っています。

 

朝一番がなぜ最重要に仕事に手をつける

といいのでしょうか?

 

それは睡眠を取った朝は疲労が取れており、

最も脳のエネルギーが高いからです。

 

一方、夕方、夜にかけて

脳は様々な仕事にエネルギーを消費し、

疲労困憊している状態。

 

この時期に最も思考のエネルギーを消費するべき

最重要に仕事を行なうのは質の面でも効率の面でも

勿体ないのです。

 

短時間労働をするためには、帰る時間を決めて

その範囲内で仕事を終わらせることですが、

そのためには最重要の仕事から処理していかなければ、

帰ることはできません。

 

 

3.最重要の仕事が片づく3つのメリット

 

さて、効率面での効用もありますが、

最重要に仕事を朝一番で片づける精神的なメリットが大きいです。

 

メリット1.達成感

朝一番で一番重要な商品企画の資料を完成させたら

大きな達成感が得られます。

 

この達成感を朝一番で味わうことは

その後の仕事のリズムに好循環の影響を与えます。

 

 

メリット2.快適さ

重要な仕事を先延ばしにしていると、

「常にやらなきゃ」という緊迫感と気の重たさとともに

過ごすことになります。

 

朝一番に仕上げることができると、

その気持ちから解放されて一日の快適さが高まります。

 

 

メリット3.自己肯定感

重要な仕事を優先することは、

自分の意思や仕事の主導権を発揮する上で効果があります。

 

自分で決めたルールや順番を守ることは

すなわち主体性の発揮です。

 

主体性を発揮できるとコントロール感、

自己肯定感が高まります。

 

 

4.どうすれば朝一番で手をつけられるか?

 

「そうか!じゃあ明日の朝一番から重要な仕事をやろう!」

と言ってもなかなか難しいものです。

 

なぜなら、いつも通りの仕事のパターン、

習慣に引き戻されるからです。

 

そこで実践上のアドバイスをしたいと思います。

 

①PCを使わない

まず、最重要の仕事を着手する場合、

いきなりパソコン作業から入ると、

メールを見て、集中モードが削がれます。

 

そこで、商品企画書であれば

ノートに構成やアイデアを書くことからスタートする、

もしくは作った案をプリントアウトしておき、

その資料に書き込むことから着手するなど、

スタートをPC作業から始めないことです。

 

PCを起動した瞬間からマルチタスク(複数同時進行)

の嵐に巻き込まれます。

 

最重要に仕事を集中して済ませたいならば、

パソコンを朝一番に立ち上げる前に着手できる環境

を準備することをお勧めします。

 

前日から資料をプリントアウトするなど

環境を用意しておくといいでしょう。

 

②チャンクダウンする

ただ、そうは言っても1時間以内で終わる仕事ではない場合は、

朝一番で全て集中するのは難しいでしょう。

 

そこで大切なことはチャンクダウンすることです。

チャンクダウンとは小さな作業に分解すること。

 

たとえば、新商品の企画書であれば

次のようなステップが考えられます。

 

・新商品の企画書のフォーマットをノートに書く

・既存商品の問題点を5つにまとめる

・新商品の特徴をアイデア出しする

・箇条書きでパソコンに打ち込む

・上司に見せて意見の摺合せをする

・最終的に提出するために資料・文章を整える

 

さらに細かくすると

作業の全体イメージと作業時間が明確化していくでしょう。

 

③ベビーステップで手を付ける

最重要の仕事を出社してすぐに手を付けるには

初動の作業を小さく踏み出すことが重要です。

 

これをベビーステップ(小さな一歩)

で手を付けると呼んでいます。

 

デジタルタイマーを用意し、15分間セットする。

 

そして15分が過ぎるまで

最重要の仕事に着手するとスタートを切れば、

15分過ぎた頃には集中力が高まってきます。

 

もしもこの時点で高まって来ない場合は、

一旦中止してメールの作業など緊急の仕事をしてもいいでしょう。

 

但し、必ず15分は最重要に仕事から着手する習慣

を行ない続けると決めておくことです。

 

さて、以上今日は

最重要の仕事から着手する習慣をお話してきました。

 

聞いてみれば当たり前のことですが、

実施するのはカンタンではありません。

 

このようなシンプルな習慣こそ、

自分の精神的、時間的な革命をもたらしてくれるもの。

 

ぜひ、この記事を読んだ直後から、

最重要の作業を15分はじめてください。

 

効果を感じて頂けるでしょう。

 

 

 

 

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