HRPは3つのアングルを全部取り込む | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

HRP(Habit Reform Programing)

は多様性、多面性を取り込み、

習慣化の本質に対して真摯に探求を続ける

ダイナミックな創造のプロセスです。

 

そのためには、

行動習慣、思考習慣、感情習慣、環境習慣の

すべてにおいて、「これが正解」という固定観念を

持たず、むしろ効果的な知性やリソースはすべて

統合するという発想を持っています。

 

代表的には次の3つの観点をすべて

統合しています。

 

 

1.科学的、理論的なアングル

 行動科学にしても、心理学にしても、世の中には科学がもたらす

 素晴らしい知恵がたくさんあります。これらをアドラーがいいとか

 7つの習慣がいいとか、ユングがいいとか、認知行動療法がいいとか

 どれかに限定する必要は全くないのです。

 全部あり!これがHRPのスタンスです。

 自分に合うものを取り込めるように森羅万象の叡智は使う。

 1つはエビデンスがあり、科学的・理論的にまとまっていることは

 非常に納得感を得られやすく、習慣化に寄与します。

 

2.感覚的、直感的なアングル

 15分という単位は魔法の継続単位と私は言っています。

 また、片づけ、運動、生活リズムは習慣三種の神器と言っていますが

 これらはすべて感覚的、直感的なものです。

 多くを見ていると、ここら辺がツボというもの。

 でもこういう感覚的に、直感的に正しいということと1のエビデンス

 主義の人は否定するのですが、(本人が取り入れるかどうかは

 自由ですが)エビデンスだけに視野がとらわれると、

 実に習慣化の叡智の一部しか使えません。

 完璧に科学することなど不可能なわけですから。

 だから、自分がやってみて、直感的に、感覚的にしっくりくる

 というものは「正解!!!!」です。

 オッケーです。そして他人のそういう直感的、感覚的なものも

 取り入れましょう。

 

3.実例的、経験的なアングル

 世の中には習慣化でうまく行ったケースが山ほどあります。

 そういう事例から、事例のままに学ぶことが大切だと思います。

 思考習慣ならば、「西郷南州遺訓」を読むことでいいという人

 もいます。決して一般化できないし、誰もがいいわけじゃない。

 でも自分にとって、たった一人のケースが自分の行動と思考と

 生き方を変えてくれるという経験は誰にでもあるのではない

 でしょうか?

 

 ということは、実例や経験なことは全部、

 習慣化の叡智になりうるのです。それを纏めて抽象度の高い

 メソッドにまとめることも意味がありますが、

 事例は事例のままに!したほうが深く誰かを揺さぶるのです。

 

 

HRPは行動習慣も思考習慣もすべて

この3つのアングルを大切にします。

 

世の中には素晴らしい叡智があるので、それらを

矛盾させることなく、

それぞれの枝葉を一切傷つけることなく、

豊かな土壌に植える(ケンウィルバーの言葉を借りるならば)

 

そんな価値観でやっております。

 

この発想になって、

ようやっとHRPらしさが明確になってきました。