習慣化コンサルタントの古川です。
思考習慣は、いろいろあれど、
ProblemをProgressに変えるなら、
究極言えば、
この３つ。
１．起きている出来事とその中にいる自分を
客観視する
２．コントロールできること、できないことを分ける
そして、できることに集中する
３．可能性、意味、成長など
プラスを見出す
たとえば、上司と部下の関係で考えてみましょう。
ストレスの状況下では、
自分と相手を客観視することは簡単ではありません。
第3の目線を持つことは、
しんどい時ほどできないものです。
でもそれをしなければ、
新しいものの見方、考え方の可能性を
探ることができません。
よって、
やはり、一番目にくるのは、
客観視すること。
詳しくは、書籍などに譲るとして
一番手っ取り早くできる客観視の方法は、
書くことです。
客観視について、
虻の話と習慣化の記事がいいかもしれません。
https://ameblo.jp/syuukankaconsulting/entry-12570671850.html
では、２つ目は、コントロールできることと
できないことを区別すること。
選択理論という考え方がありますが、
私たちはできない領域とできる領域を区別しないから
ネガティブになってしまう。
上司を１００％変えることは究極いうと不可能です。
でも、自分が言い方を変えたり、
対応の仕方を変えたりするかは１００％コントロールできます。
それが状況を１ミリも改善することに繋がらなくても
工夫することに集中すればいいのです。
工夫するという
行為に集中し続けさえすれば、
私たちは能動的にその状況に対応しようとする
マインドになれます。
上司に精神的被害にあっている
という立ち位置に入ってしまうと
ストレスはますます大きくなります。
それは上司を許せと言っているわけではなく、
自分をコントロールするために、
工夫をするわけです。
最後の３つ目は、
可能性、意味、成長などプラスを見出す
です。
無理なポジティブ思考を
進めているわけではありませんが、
最後は希望や可能性、成長や意味
という光に向かわなければ、
気持ちは上がっていきません。
強引にでも
今回の状況が与えてくれる
「ギフト」は何か？
「成長」は何か？
に思考の方向性を向けるのです。
客観視ができて、
コントロールできることに集中できていれば、
この可能性にフォーカスすることは
意外とできるものです。
たとえば、
この上司との関係にチャレンジすることは、
そもそも人間関係対応力を磨く機会だ。
考えてみれば、嫌な上司、大変な上司はまだまだ
これからもたくさんやって来る。
１つの成長の機会だと思って、
ProblemをProgressに変えよう！
と光に向かう意味などを見出すのです。
無理だと言わず、
客観視をして、
コントロールできることに集中して、
可能性にフォーカスする
という思考を少しずつ訓練して習慣になると、
ものの見方、考え方を柔軟にすることができます。
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