最善主義へ変わるマインド・思考習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。

 

前回は、完璧主義がもたらす弊害を語り、

3つの完璧主義思考を紹介しました。

 

今回は対極の最善主義になることのメリット、

必要なマインド習慣、行動習慣をお話したいと思います。

 

 

最善主義がもたらすメリット

 

最善主義とは、

「力の入れどころと抜きどころを見極めて、

より無駄を無くし、限られた時間で最大の結果を出す」

ことにこだわることです。

 

この最善主義傾向が強くなると次のようなメリットがあります。

 

 

メリット1.仕事の効率・効果が良くなる

最善主義思考で「力の入れどころ、抜きどころ」

を徹底して見極めるため、全体として

短時間で仕事を処理することができるようになります。

 

 

メリット2.他人を受容できるようになる

完璧主義傾向が強すぎると、

自分に厳しい反面、他人のミスにも

敏感に指摘するようになります。

 

相手に仕事を依頼するときにも、

力の入れどころと抜きどころを明確にして仕事を任せられると、

精神的に余裕ができます。

 

 

メリット3. 自己肯定できる

自分に対する評価を0点か100点(白黒思考)で下してしまえば、

どうしても「自分はいつもダメだ」となりがちです。

 

小さな一歩、小さな成長を認められるのも最善主義の効果です。

 

 

最善主義に変わるための7つのマインド・思考習慣

 

今回は、完璧主義から最善主義に変わるための

マインド・思考習慣をご紹介します。

 

1.完璧はない、最善があるだけ

完璧は幻想で、現実は良かった点と改善点の連続です。

このマインドセットを持つことで、

成長に承認ができ、課題に向き合うことができます。

 

 

2.目的や相手のニーズにこだわる

大切なことは、仕事の目的や依頼主のニーズに忠実であること。

自分のこだわりから生まれる完璧主義は自己満足にすぎません。

 

 

3.80:20の法則を適用する

80:20の法則とは、結果の80%は

最重要の20%の行動から生まれるという考え方です。

 

全ての職種でこの数字は当てはまりませんが、

結果に重要な行動を定義して、

それ以外は減らすか、捨てることがポイントです。

 

 

4.リスク領域で仕事をする

いつも通りのパターンで仕事をすることは安全領域、

工夫して違うやり方を試すことはリスク領域で働くことを意味します。

今までと違うやり方にチャレンジするマインドが重要です。

 

 

5.超集中できるエネルギーをつくる

最善主義で仕事するには、高い集中力が必要です。

そのためには、充分な睡眠を取ること、

そして何より朝一番のエネルギーがあるときに、

重要な仕事を片づけることが重要です。

 

 

6.タスクを分解し精密に優先順位を立てる

力の入れどころ、抜きどころは、

相手のニーズや目的から逆算して必要なことが見えてきます。

 

作業ベースの優先順位を

どれだけ精密に立てられるかが最善主義の鍵となります。

 

次のようなマトリックス(縦軸に影響度が大きい、小さい、

横軸に所要時間の明確度が高い、低い)で考えるといいでしょう。

自分の仕事を小さく分解して精密に優先順位を立てましょう。

 

 

7.短期のメリットと中長期のメリットを分ける

短期的に時間の効率が良くても、

長期的には人に任せることは

人材育成上もいいことがたくさんあります。

 

一時的にマニュアル・テンプレートをつくることは

時間がかかっても中長期では時間の採算が合います。

 

 

最善主義になることのメリット、

必要なマインド習慣、行動習慣を紹介しました。

 

 

 

 

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