プラスの側面を見る | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

今回の習慣は「プラスの側面を見る」です。

過去の出来事、未来への挑戦に意味や感謝を

見出すことでモチベーションを高めることができます。

 

この思考習慣が不足していると、

過去の出来事に対する反省ばかりしている、

新しい挑戦をするエネルギーが湧いてこないなどの

弊害が出てきます。

 

 

3人の石工の話

 

イタリアを旅していた一人の男が、

ある建設現場で3人の石工に

 

「あなたは何をしているんですか?」

 

と尋ねたところ、

三者三様の答えが返ってきました。

 

1人目の石工は「1日3リラで働いているんだ」

 

2人目の石工は「見ての通りさ。石を積んでいるんだ」

 

3人目の石工は「美しい教会堂をつくっているんだ」

 

 

月日は流れ、30年後、

旅人は再びその街を訪れて、

3人の石工の現在を知ったのです。

 

1人目の石工は嫌気がさして辞めて、

行方知れずになってしまったといいます。

 

2人目の石工は、

腕のいい頑固な石工として働いていました。

 

そして3人目の石工は、

新しい教会堂の設計・施工を任される

棟梁・建築家になっていました。

 

誰でも、自分のやりたくない仕事や

望まない環境、病気や失敗など

辛い出来事に直面するとマイナス思考に陥ります。

 

しかしすぐに気持ちを転換できる人は、

その出来事や環境・状況の中に

プラスの意味を見つける習慣を持っています。

 

 

102歳の現役医師の波乱万丈人生

 

聖路加国際病院理事長の日野原重明先生は、

102歳になっても現役で医者を務めていました。

※2017年7月、105歳でお亡くなりになりました。

 

日野原先生は戦争も経験し、

さまざまな苦難を乗り越えてこられました。

 

20歳の頃、結核性肋膜炎にかかりました。

 

結核は当時は死の病と言われる病気。

39度の熱が8か月も続き、

トイレにも行けないほどの重症が続きました。

 

さすがにこれは「もうダメかな」

と思った9か月目に熱が下がりはじめ、

治ったそうです。

 

次の苦難は1970年、

3月31日に起きた「よど号ハイジャック事件」。

 

なんとその飛行機に

日野原先生は搭乗されていたのでした。

 

結局、4日間も幽閉が続き、

最終的には韓国の金浦空港で解放されたのでした。

 

こうした人生をたどってこられた

日野原先生のストレス対処法は

「静かに耐えて待つ」ことだそうです。

 

「過ぎ去らない嵐はない、明けない夜はない」

といいますが、まさにその通りで、

苦しい出来事もその最中は地獄のように辛いと思っていても、

いつか過ぎていきます。

 

あくまで一時的なものであると

分かるだけでストレスは軽くなります。

 

 

習慣を高める対策

 

プラスの側面をみる2つの視点をご紹介します。

今回も思考を変える習慣として効果的な質問をご紹介します。

 

1.意味を見つける

・この経験はあなたの将来や成長にとってどんな意味がありますか?

・それを行うと、まわりの人や社会にどんな効果がありますか?

 

2.過去の辛かった経験を振り返る

・あなたの過去最も辛かった3つの出来事は何ですか?

・その出来事の辛さはどのようにして軽くなっていきましたか?

 

以上、習慣「プラスの側面を見る」をご紹介してきました。

 

 

 

 

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