相手を変えず見方を変える | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

人間関係において相手を変えようとするのではなく、

自分の見方を変えることで

感情のわだかまりを解消する習慣をご紹介します。

 

 

ストレスの8割は人間関係

 

ストレスの多くは、

上司やお客様など人間関係から発生します。

 

プライベートの人間関係と異なり、

仕事の人間関係は相手を選べません。

 

人間関係が悪い時は

つい、相手からストレスを受けていると考えがちです。

 

しかし、相手の言動が直接ストレスに繋がるのではなく、

捉え方がフィルターとなってイライラや恐怖・苦手意識を生み出すのです。

 

人間関係のストレスが少ない人は

この見方を変えるのが柔軟です。

 

一方でストレスを感じやすい人は硬直的な捉え方をし、

違いを尊重できず、相手の言動に過度に反応する傾向があります。

 

 

習慣を高める対策

 

1.相手の違いを尊重し理解する

人は自分と同じもの、似たものに対して安心感を覚え、

違うものに恐怖や不安を覚えます。

 

十人十色で個性があると頭では分かっていても、

人間は自分という人間しか体験できないため、

本当の意味で違いを尊重できていません。

 

違いを理解するために1つお勧めなのが

心理学的なタイプ分けを知る事です。

 

ソーシャルスタイル、エニアグラム、MBTIなど本を読んで

タイプの多様性を理解すると客観的に

自分と相手との違い、ギャップを知ることができます。

 

まず理解して理解されるというのが原則です。

 

 

2.適切な自己主張をする

上記のように見方を変えたら、次に話し合いです。

 

理解し合うという行為のためには

自分の意見を伝えることが欠かせません。

 

次の5つの内容を交えて意見を言うと相手に伝わりやすくなります。

 

①感謝(日頃の感謝や今回勉強になったことなどを伝える)

②事実(今回の起きた事実、相手の発言を伝える)

③感情(それによって自分がどんな気持ちになっているかを伝える)

④提案(自分としては次からこうしてほしいという解決策を伝える)

⑤効果(最終的に双方にどのようなメリットがあるかを伝える)

 

たとえば、自分が会議で発言するといつも内容に反論し、

大きな声で叱責する先輩がいたとしましょう。

 

 

5つの内容で整理して伝えると次のようになります。

 

「今日も会議で私の発言の抜け穴や矛盾点を

ご指摘いただきありがとうございます。

 

至らない点も多いので今後とも

ご指導よろしくお願いします(①感謝)。

 

そこで先輩に1つご相談なのですが、

今日も残業対策に対して、原因追及が甘く、

解決策が弱いと具体的にご指摘いただきました(②事実)。

 

ただ、正直、先輩から会議メンバーの前で

大きな声で反論されると気持ちが萎縮して

何も考えられなくなってしまいます(③感情)。

 

そこで、できれば、会議後に

個別にご指摘いただけないでしょうか?(④提案)

 

そうすれば、私もご指摘の改善に集中できますし、

先輩にも毎度同じご指摘をいただくこともなくなります(⑤効果)。」

 

 

5つの要素を上手に盛り込むために

言い回しの工夫は必要ですが、

感情に身を任せて主張するよりもずっと効果的に伝わります。

 

「相手を変えず見方を変える」をご紹介してきました。

苦手な人に試してみてください。

 

 

 

 

 

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