習慣化コンサルタントの古川です。
人が変化をするには、
プロセスがある。
いや、パターンがある。
今回の研修で1つ共感したことを
シェアします。
私たちが変わるときには、
5つのプロセスを経ると言います。
それは仕事でも家族関係でも人生でも
全て同じです。
ステップ1.満足
何も現状に疑問も不満もない状態です。
もしくは満足しているときです。
当然、この段階で変わる必要はありません。
ステップ2.不満
配置転換、仕事の役割などが変わったりして、
これまでとは違う状況になり、
不満を抱えるフェーズです。
人間関係でも同じで、
子供ができた、子供が独立した、などです。
ここで不満が高まっていきます。
しかし、我慢できるレベルならば
変化には繋がりません。
現状のままを続けた方が楽だからです。
ステップ3.感情的臨界値
なんらかの形で感情的限界値がやってきます。
「もうやってられない」
「このままじゃ嫌だ」
「もう堪忍袋の尾が切れた」
などです。
この段階で変化するチャンスが出て来ます。
ステップ4.洞察の瞬間
変化にはベクトルが必要です。
どう変わっていくのか?
何がしたいのか?
深い洞察を得る瞬間です。
この洞察を得て初めて、
変化への行動を起こすことができます。
ステップ5.選ぶ
選ぶとは行動するか、見送るか、逃げるか、無視するかです。
問題はこの感情的限界値と洞察が
組み合わさった瞬間に選ぶ
フェーズになるわけですが、
この段階は長く続くわけではありません。
茹でガエルという言葉がありますが、
どんなにその浸かっているお湯が暑くて深いでも
長くいれば段々慣れていきます。
やがて「普通」になります。
こうなると変化への扉が閉じていきます。
私自身の過去を見ても
上記のプロセスは見事に当てはまりますし、
クライアントのケースもほぼ上記のことが言えます。
習慣化の学校などに来られる人は、
ほぼ「ステップ3」の状態にあります。
変わりたい!
でもどうやって変わっていいのかわからない
というステップ4に移行できない。
洞察をどう得ればいいか分からないわけですね。
だからこそ、それを1年探求します。
私が逆に習慣化の学校への入学をお断りするケースは、
ステップ3の感情的臨界値まで至っていない人です。
何がやりたいかわかっていないことは
問題ではありません。
むしろ、そのサポートをするためにやっているわけですが、
私がコントロールできないのは、その方の変化のフェーズが
ステップ2の不満「まあまあ嫌ぐらいで激しく嫌なわけじゃない」
というケースです。
無理に背中を教えても、
人生や仕事の選択を間違えてしまうし、
またそうすべきでもない。
そのこと自体は本人が決めることなので。
だから「感情の臨界値」状態の付近にいることが重要です。
さて、まとめると、
感情の臨界値にあるときは、
変化へのエネルギーが最大限高まっている好機ということです。
(もちろん、この段階にいると苦しいわけですが、
実はフラストレーションは変化へのモチベーションです)
だからこそ、
もし、あなたが現状に不満を抱えて、
その感情がMAXに高まっているなら、
それは「変化できる準備が整い始めている」と
捉えてみてください。
あと大切なことは、
洞察の瞬間を迎えることです。
そのためにどうすればいいか、
次回発信したいと思います。
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