習慣化コンサルタントの古川です。
昨日は停滞感、閉塞感が
生まれれる原因を書きました。
今回は、
そこから抜け出す5つの習慣を
書きたいと思います。
習慣1.新しいビジョン・目標を打ち立てる
現在の延長戦上にはない、
わくわくするビジョン。
このわくわく感、
新しい未開の地だが、
どうしてもそこに移り住みたいと
思えるだけの憧憬が見えること。
たとえば、
「独立して生きていく」
「オリジナルな貢献軸に集中する」
「本を書く生き方をする」
「法人向けのキラーコンテンツをつくる」
「完全に習慣化事業1本に集中する」
などが、私にとって次なるステージに上げてくれた
ビジョンだった気がします。
私の次なるビジョンは、
「アメリカ、ヨーロッパで習慣化メソッドを
出版し、習慣化の学校を開催する」
です。
今は影も形もありませんが、
自分を進化させていく、
ビジョンです。
今の実力では到底無理だからこそ、
進化していく決意が生まれます。
いずれにしても、
現在のマイナーチェンジを
繰り返せば到達するものではなく、
フルモデルチェンジをしなけば
到達できないものでありながら、
自分が猛烈な高揚感を得られる
ビジョンにすることが重要です。
ノルマ化、強制力
は後で重要になりますが、
先にこの憧憬がなければ、そもそも
長続きしませんし、豊かさと進化を併せ持つ
ことができません。
習慣2.ビジョンを実現している人を師匠にする
上記のようなビジョンを持っても、
手触り感、リアリティがないと
言葉だけが先行します。
私たちの脳はリアルに、
見て聞いて感じたものだけを実現します。
独立するときは、
やっぱり独立している人たちと
交わると、その自由なライフスタイル
が臨場感を持って感じられます。
そして、自分をそこにオーバーラップすることで
頭の中で、ビジョンはリアリティを持ってきます。
そして実現している人たちは、
どうすればそれを実現できるかを
当たり前に知っています。
知り尽くしています。
何がキモかを抑えないと
結局、徒労に終わる。
「掘るなら井戸のあるところを掘れ」
という故事がありますが、
井戸を目指して、井戸のないところを掘って
掘っている満足感に浸ることは多々ありです。
もちろん、自分も含めて。
多くの人のコーチングをしていて
思うのは、目標のための行動が
ズレていること。
十分であるかどうかの前に、
それをやり続けても絶対に到達しないだろうな
という努力の質が違っていること。
でも何が質としていいかは、
リアルにうまく行っている人に会えば、
そこからアドバイスをもらえば、
少なくともそこにやることをぶつけてみれば、
どういうことをやればいいかは見えてきます。
習慣3.自己投資しまくる
ビジョンが見えて、これだと思ったら、
知識、スキル、マインドを高めるために
自己投資しまくることです。
もちろん、上記のうまく行っている人に
会うにはお金もかかります。
でも、そうやって自己投資をしていると
自然と人と交わり、刺激をもらうことにもなります。
自己投資は、3年、5年、10年で見れば
必ず見返りが返ってくると思います。
もちろん、ちょっと損したなと思うことも
そこから学べば選球眼がよくなるし、
自分が開催したりするときに良い教訓になります。
読書に似ていますが、どの本を読めばいいですか?
と聞いてばかりではダメで自分でどんどん買って読み、
ダメな本とも出会うといい本の見極め方がわかるという
具合でしょうか。
停滞感を感じたときに、
予算を用意して、自己投資しまくると
意識に変革を作り出すことができます。
習慣4.火事場の馬鹿力を出す
伏見高校を全国優勝に導いた
山口良治監督は、次のように語っています。
「人間の力は、全部出し切らないと増えない。
だから余すことなく使わないといけないのだと。
いま十ある力を全部出し切ったら、十・00一ぐらいになる。
次の試合でその十・001を全部出したら十・002という
ふうに力が増えていく。
出し切らずに溜めたら逆に減ってしまうんだと。」
<プロフェッショナル100人の流儀より>
限界ギリギリまで追い込む。
そうすれば能力は増える。
どうやってそれを実現するか。
1つは、他人と予定をコミットして、
スケジュールを埋めてしまう。
以前私は、
年初に1年間の主要なセミナーの
すべてのタイトルを決めて、
会議室をとって、毎月1本セミナーを開発する
ノルマを課していました。
決めるときは、
簡単ですが、結構毎月日が決まっていると大変です。
それ以外にも研修設計も
日が決まっていると火事場の馬鹿力が出ます。
「これ、無理だろう」というものを
無茶振りして能力が高まった経験は
誰もがあると思います。
問題は人からそれを望めないなら自分で
追い込むしかありません。
ビジョンを実現するために
どういう追い込みをするかを決めて
それを外との約束にしてしまうことが重要です。
習慣5.安全を崩す
今ある安定を続けるなら、
成長し続けよう、変わろうというのは
難しいものです。
仕事も家庭も趣味も自分の時間も睡眠も
バランスよく・・・
とやっていると身動きが取れないし、
どれも中途半端になります。
そこで、
危機感を作り出すために
安全を崩す。
9年ぐらい前までは
入ってきたお金のほとんどを
将来への投資に使っていたので、
本当に毎月赤字でギリギリでした。
このギリギリが故に
仕事を頑張る!
投資をする、拡大する
のサイクルは狂ったように投資をして
お金がない、借金モチベーションが
私の1つの力になっていました。
もちろん、「借金」を勧めているわけではなく、
常に綱渡り中で、新しいことをやらないと
「バランスが取れない」
という状況になってしまえば
変われるというメカニズムをつくるのです。
人間は安定を守りたいというより、
バランスを取りたいというのが
本質ではないかと思います。
それは安全なやりかたでバランスを
取る方法もあれば、
リスクをとって、新しいことを成功させて
バランスを取ろうとするという
コースもあります。
後者のコースを選ぶには、
まず先に安全を崩すこと。
4年前に私がやったのは、
既存の35%の売り上げを支えていた
請負研修をすべてやめたこと。
売り上げが35%減るのは
正直怖いもので、決断に相当躊躇しました。
もじもじバランスをとってうまくやれないかと
やっていましたが、結局それはうまくいかない。
そこで、意を決してすべて取引会社に説明して周り、
全部やめることにしました。
そうすると、
意識のレベルでスイッチが入りました。
「もう、新しい境地にいくしかない」
「パラシュートをつけずに飛んだからあとは着地に成功するしかない」
という覚悟です。
この覚悟のスイッチが入って、
覚醒して停滞感から抜け出すことができます。
数年に一度やってくる
停滞感、閉塞感。
私も例外ではなく、
この対処策を自分で実験し続けています。
何か、この内容がお役に立てば幸いです。
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