アップダウンがあっていい!という許可 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

習慣化!

というと、完全なる一定リズムで

決めた時間に決まったことを完璧にやる。

 

感情の甘えなく、自分を律する。

 

そんなイメージが前提にあります。

 

私は、あまりその考え方は好きでない。

 

なぜなら、

人間は感情の生き物であり、

気持ちの浮き沈みがあるものだから。

 

さらに、

完璧に一定リズムで行うことも難しい。

 

なぜなら、

私たちは一人で生きているわけじゃなく、

周りの予定や急な残業などとの兼ね合いがあるから。

 

さらにさらに、

体調も一定ではなく、

月曜日と金曜日では同じ体調ではないでしょう。

 

疲労感もたまるし、

倦怠感からより睡眠を取りたい時もある。

 

今はインフルエンザが流行していて、

高熱になったらもう習慣どころではなくなります。

 

そこまで行かずともやっぱり、

風邪を引いても生活リズムは変わって行くものです。

 

 

もちろん、

そこをなんとかブレずに習慣化するために

どうすればいいか?

 

ある程度、例外ルールやベビーステップという

発想を取り入れるとして、

 

それにしても、

まず浮き沈みがあっていい!

 

という許可がなくては、

結局できない自分に落ち込んでしまいます。

 

 

うちの習慣化のコミュニティで

日記を7年毎日書き続けている人に

インタビューをしました。

 

続けるコツは?と。

 

すると、

 

「無理しないことですね。

 一行でも一言でもいいから書く」

 

これがコツだといいます。

 

 

この言葉の裏には、

 

書く量に、そして書くときの気持ちに

「アップダウンがあっていい!という許可」

があります。

 

だから、許せるのであって、

さらに継続できるのです。

 

 

習慣化が一番苦しいのは

スタート地点よりも、

 

「せっかく続いたのに、

体調不良や繁忙期によりリズムが崩れた時」

 

です。

 

 

これは、せっかく1時間かけて苦労して

作っていた報告書が、

パソコンのフリーズで消えてしまった。

 

またゼロから作り直し。

 

と似たような、

がっかり感で、

 

もう手をつけたくなくなります。

 

理屈上は、

淡々とまた報告書をゼロから着手すればいいのでしょうが、

気持ち的にはそうなれないですよね。

 

 

習慣も同じで、やっぱりリズムが崩れるときに

戻すのが一番気持ちが乗らない。

 

そんなとき、

アップダウンがあっていい!という許可

があれば、また徐々に取り戻していけます。

 

どれぐらい自分に問いかけられるか?

 

これが柔軟性の源になると思います。