習慣化コンサルタントの古川です。
ポジティブ心理学に、
幸福の公式なるものがあります。
H=S +C +V
幸福(happiness)=
規定値(set point) +生活状態 condition of living +自発的活動voluntary Activities
というものです。
規定値とは、物の考え方、捉え方です。
コップに水が半分も入っている
と捉えるか、
コップに水が半分しか入っていない
と捉えるか、
すでに事実は同じでも解釈に違いが出ています。
私たちは、事実をどう解釈するかで
幸福度の40%が左右されるというのです。
生活状態とは、
日々の出来事、人生における出来事(幸運、不運)です。
これらは、一時的に何が起きても一瞬上がったり下がったりする
だけであくまで大きな影響はないということを言っています。
たとえば、会社が倒産して転職したとします。規定値でポジティブに捉える人は
なんだかんだ、ポジティブな側面を見るし、ネガティブな側面を見る人は
そこに集中してしますのです。
幸福度への影響は、10%しかない。
最後に、
自発的活動とは、
人生や生活を自分で選んだ活動をしているか、
選んだ感覚を持って動いているか、生きているかというものです。
日常生活で、
休日、夜更かしをして、朝10時に目醒まし、
だらだらとテレビを見てぼーっと過ごしてしまう。
1日、何も予定していなかったので、
無計画に過ごしてしまい貴重な休日が終わっていく。
こういう気分に流されて、
自己コントロール、規律がないと
気持ちは下がります。
気分というものに流されて自発的に活動できていない
時と言えます。
また仕事においても
自分で目標を決め、活動を決めて、動く。
1日のスケジュールを決めて、自ら終える時間を決めて退社する。
私の場合は独立しているので、
自分で仕事の内容も、事業拡大のスピードも、やることも、人間関係も
全て選べますが、一番のハッピーはお金や名誉より「全て選べる」ことにあります。
好きなことで人生を満たしていくという
自由な選択ができる。
ここに幸福感を感じています。
ただし、企業に勤めていても
自発的活動をやっている人はたくさんいます。
不遇の職場や人事でも自分なりに目標を決めて、
着実に行動する人は「自発的活動」ができている人です。
他責にして、被害者意識の中で生きている人は
この部分が低い。
なんと、幸福度への影響力は、
50%もあるのです。
幸福度の影響力は、
規定値40%、生活状態10%、自発的活動50%
私はやっぱり習慣って幸福度を決めるなと
改めて思います。
規定値の物の捉え方・考え方は「思考習慣、ビリーフ」を変えることであり、
自発的活動とは、生活習慣、好きなことで生きることになります。
今、習慣化の学校の説明会をやっていますが、
この1年でやることは、規定値と自発的活動という90%の領域を扱うことであり、
まさに幸福度に強く影響していきます。
あなたのことに当てはめると
どう感じられますか?