習慣化コンサルタントの古川です。
継続は力なり
でも継続するにはモチベーションが
重要だと思っている人は多いと思います。
続けるモチベーション
はどうすれば作れるのかをご紹介します。
たとえば、
早起き・片づけ・英語の勉強・断酒を
続けるとしましょう。
この時、モチベーションは
2つのパートに分けられます。
全員共通のモチベーションアップ法
と
性格個別のモチベーションアップ法
です。
全員共通のモチベーションアップ法は、
1.骨太の理由をつくる
続けるプロセスには、どうしてもやりたくない日は
やってきます。仕事の残業でクタクタの日もあれば
飲み会でベロベロの日も、家族との予定でヘロヘロの日もあります。
そんな気分の浮き沈みを超えていくためには、
「何のためにこの習慣を続けるのか?」
「最終的に行きつきたいゴールは何か?」
という骨太の理由が必要です。
でっかい太陽となる目的・目標があることで
目先の気分を超えたものと、行動をつなげることができます。
2.快感を増やす
これは相当重要なのですが、
どうすればもっと楽しく続けられるか?
を工夫することです。
アイデアは心で感じ、
発想するものなので、人それぞれです。
早起きをしたい!人は、
「フェイスブックに投稿していいねをもらう」
「美味しいパンを買って目覚めるのを楽しみにする」
「大好きなアーティストの音楽を目覚ましにする」
など工夫はそれぞれです。
ただ、快感を増やす!
という観点に立たなければ結局、
行動がノルマになって、しんどくなるばかりです。
3.苦痛を減らす
苦痛は継続の敵です。
私たちはある程度の苦痛を乗り越えなければ
習慣化にたどり着きませんが、
苦痛という行動摩擦を取り除かなければ
絶対に続けることはできません。
続かない人ほど
「継続は苦痛を乗り越えるもの」だと
思っていますが、こう考えていると苦痛を減らす工夫が
湧いてきません。
どうすれば苦痛は減るのでしょうか?
早起きならば
「眠い」
「布団から出たくない」
「寒い」
など継続にブレーキをかける苦痛はたくさんありますね。
では、苦痛をまず書き出すことが大切です。
そしてどうすればそれを減らすことができるのかを考えます。
「眠い」
→夜早く寝る。睡眠時間を増やす。
今まで6時間睡眠の人なら、7時間にするわけです。
「布団から出たくない」
→まず、毛布を脇に置く。
いきなり、布団から出て起き上がるには苦痛もたくさんです。
そういう場合は、小さく3分割してみる。
Step1.布団を脇に置く
Step2.まどろみ時間を10分と決めて存分に味わう
Step3.起き上がる
「寒い」
→パジャマを温かいものに変える。
リビングの空調を自動セットして部屋を暖かくする
極寒の冬なら起きたくないのもわかりますね。
私は以前寝室にはオイルヒーターを置いて朝目覚める1時間前から
部屋を暖めていました。
そうすると、布団から出たくないという苦痛は激減。
このように、
モチベーションはなんとなく
ではなく、工夫することが重要です。
次回は、人それぞれ違うモチベーションのツボについて
書きたいと思います。