習慣化コンサルタントの古川です。
研修や講演・コンサルティングなどを通じて、
私は年間約1万人の方と出会います。
正直なところ、すべての顔や名前をはっきりと覚えるのは困難です。
しかし、ファーストインプレッションで「こんな人だった」と思う、
その第一印象のイメージは、不思議と覚えていることが多いです。
人間は、初めて会った人の第一印象を、いつのまにか記憶に刻んでいます。
第一印象を作るものは、見せかけの表情や言葉づかいではなく、
人が醸し出すオーラやエネルギーです。
一つの企業で言えば、集団のエネルギーによって生まれる社風が、
第一印象に繋がります。
つまり、初めて対面した相手にも好印象を残し、
ビジネスを円滑に進めるためには、良いオーラやエネルギーを
いかに醸し出せるか、という点が重要です。
そのためにどうすべきかを考えた際、一つのヒントになるのが、
「薫習(くんじゅう)」という故事にあると私は考えます。
仏教用語である薫習の意味は、次の通りです。
「香が物にその香りを移して、いつまでも残るように、
みずからの行為が、心に習慣となって残ること」
第一印象の良い/悪いは「薫習」で決まる
https://www.bizcompass.jp/original/re-management-052-67.html