習慣化コンサルタントの古川です。
何が心理的に怖いかといえば、
多くの人にとって「嫌われること」ではないでしょうか?
人は一人では生きていけない。
だから誰かと繋がっている!愛されている!
という実感を感じたい。
裏を返すと、
「愛される」の裏である「嫌われる」は
本能的にも恐れる。
時間がないときも同じことに陥ります。
時間がない理由は?
友達から飲み会に誘われた。
「行かないと付き合いが悪いと思われるのではないか」と極度に心配になる。
そして行ってしまう。
仮に飲み会3H、往復1時間の移動時間を考えると
4Hを嫌われないための努力に費やしたことになります。
さらにお金も5000円を支払っています。
一事が万事で、
このような嫌われないために費やす努力は
お金も時間も奪っていき、
自分の豊かさのために時間とお金を使うことができくなります。
また、私たちが何かやりたいこと、夢を生きようとした時、
心に従って動きたいとき、
「周りの目を気にしてき嫌われることを恐れる」
と何もできなくなります。
「もし転職したら親ががっかりするのではないか?」
「上司や同僚から裏切り者!と揶揄されるのではないか?」
「もういい歳して!」
周りの評価を気にしすぎてしまうと、
動けなくなります。
これは
嫌われることを恐れて失う機会
ということになります。
周りの評価は毀誉褒貶、賛否両論です。
完全に100%同意されることは不可能。
頭ではわかっていても、
心は実は納得していない。
滑稽かもしれないけど、
100%好かれていたい!
と願うものです。
だから、あえて、
どの範囲なら、
人から嫌われることを許せるか?
です。
言われても仕方がない批判や声は何かを
書き出してみましょう。
「そんな夢、何のスキルもないのにできるわけがない」
「今の安定した仕事を捨てるなんて・・」
「もう年齢的にも遅いのでは・・・」
予想される批判を書き出してみると
これは仕方がないと決めることができます。
結局、物事がうまく進むと、
批判していた人たちも
手のひらを返して「すごいね!」「できると思っていたよ」
なんて言い出すものです。
嫌われる、批判されると言っても
実に一時的なものだったりします。
嫌われないために支払っているコストは?
嫌われることを恐れて失う機会は?
ぜひ考えてみてください。
悪い習慣 誰からも嫌われてはいけないと頑張っている
良い習慣 人から嫌われることを許している