習慣化コンサルタントの古川です。
「頑張っていないと落ち着かない」
「何かしていないと気が済まない」
こんな感覚ありませんか?
私自身、10年前は強烈に感覚を実感していました。
毎日、たくさん働くし、燃え尽きるまで
頑張った!と言えないと満たされない。
よくそんなに頑張るね!と言われるたびに、
「自分は努力家なんだな!」
「向上心が強いんだな!」
とポジティブに解釈していましたが、
実は、それは光の部分。
なぜ、そんなに目標を立てて努力し、
燃え尽きるまで働くのか?
それは「不安」という感情がそうさせていたのでした。
何もしていないと、
「自分がダメになりそう」
とか、
「自分が堕落していきそう」
という気持ちが湧いてくるのですが、
根本の問題として、
何もしていないと、
自分が自動的に下がっていく感覚に襲われるのは、
「自分は頑張って成果を出していないと価値がない」
「周りから評価されないと価値がない」
と信じているからでした。
この時、感情習慣は深層では苦しいものです。
つまり、
「あるがままの自分には価値がない」
「自分は評価されない、愛されない」
というビリーフが強迫観念的に作り出していた
一時しのぎの行動が
「頑張る!」だったのです。
頑張っていると、
「価値がない」「愛されない」というビリーフを
つかの間、味合わなくて済むのです。
しかし、頑張っていないと
そのビリーフが自分を襲ってきて
不安になっていく。
実は、このモチベーションスタイルの人は
結構多く、そんな人ほど自分をポジティブな頑張り屋だと
思っているのですが、深層心理の影の部分で
このようなビリーフからの逃れをしていることには
気づいていないものです。
これがビリーフの恐ろしいところで、
私たちは本当の問題を解いていない。
どんなビリーフでも、
シンプルに言えば
誤解です。
いい誤解をするか、
悪い誤解をするかは選択ですが、
悪い誤解ならば、解けばいいのです。
私は、
この光と影の構図に10年前に気づきました。
そして、影の部分のビリーフを
解いていきました。
そうすると、
しっかり休めるようになり、
短期的な成果にこだわらなくなり、
安心したところから、努力できるようになります。
それでも、
元々の根源的欲求やタイプとして達成はあるので、
結局、休みだらけの海外周遊という選択は取らない。
自然な発露としてもモチベーションも、
やっぱり何か目標を持って頑張っていくのが自分らしいのです。
でも、以前のような強迫観念的な努力は必要なくなりました。
なぜなら、影が薄くなったからです。
努力しなければ、ダメな自分が露呈する
とは思っていないし、
評価されなければ、価値がない
とも強くは信じていない。
こういう誤解を解くと、
心の深い部分で安心感が湧いてきます。
これが
「あるがままの自分でいい」
ということだと私は思っています。
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