習慣化コンサルタントの古川です。
「会議の議事録を作成しないといけないけど
とてもやる気になれない」
「英語の勉強教材を買ったのに全く開いていない」
「家の片づけをしないといけないけど後回しにしている」
先延ばしは多くの人にとって悩みですよね。
じゃあ、先延ばしって何か?
そして、先延ばしするのは何故か?
考えてみたいと思います。
まず、先延ばしとは、
今、行動しない
と決めること。
と言えます。
行動は、
GOかSTOPしかありません。
先延ばしは、
今は、
STOP
と選択した結果です。
積極的に臨んだか、そうしてしまったかは
別にして、客観的に見ると単に「行動のSTOP」です。
では、なぜ
ある行動を(報告書を書く、英語勉強をする、片づける)
を今、「STOP」したのか?
「STOP」を仕掛けたのは何か?
行動の深層には必ず感情が存在しています。
そう、その行動をするのが気持ちを下げるから
今、ストレスを感じ「STOPのサイン」を送ってくるのです。
その行動にGOサインを出すと、
感情面では、
辛い
面倒くさい
失敗が怖い
辛い
恥をかくかもしれない
怖い、不安
という感情が湧き出してきて
それを避けるために行動をSTOPする
ちょっと、ロジカル語りすぎたかもしれませんが、
これが先延ばしの構造だと私は思っています。
では、どうすればいいのか?
先延ばし行動がストレスを生み出すから
STOPしてしまうのであれば、
私たちにできることは、2つです。
プラスの感情を味わうか
マイナスの感情を軽減するか
どちらのアプローチをとり
感情面での負担を軽くすることが重要です。
マイナスの感情を軽減するならば、
私が以前に書いた「すぐやる習慣」
で唱えた、
チャンクダウンとベビーステップ
という思考を変えることで負担を軽減すること。
これが有効です。
どうせやらないといけないならば、
チャンクダウン・・・・行動を小さく分解すること
ベビーステップ・・・・小さく踏み出し動き始める
でマイナス感情を減らすことは可能です。
ではプラスの感情を増やすためには
どうすればいのでしょうか?
上記の本には、
骨太の理由・・・・その行動をやる意味をつくる
を書きました。
しかし、それだけではなく、
楽しい方法を考えたり、理想のモデルをつくったり、
ゲーム化したりするのも1つです。
楽しくする!
という工夫は意外と真面目な人ほど考えないものです。
ーしなければならない
となるほどにプレッシャーとストレスが増大するもの。
そして、どうしても嫌なら
やめてしまえば?
と問いかけることも1つです。
先延ばしし続けるのは、
もしかしたら、「心のメッセージがやらなくていい!」
と言っているのかもしれません。
気持ちが湧き上がってくるまで待とう!!
と英語教材をしまって忘れてしまう。
ある時、TEDなんか見ていて、
日本人のスピーカーが英語でプレゼンをしているのを
見て強く憧れたり、
留学したい!!という気持ちが湧き上がってきたら
プラスの感情が湧いているので行動のチャンス。
そこまで行動を寝かせて見る!
そんな選択も人生には重要ではないかと私は思います。
もちろん、先延ばし行動によりますが、
何でもちゃんとやらなきゃ!!
と考えすぎると
感情習慣が悪くなって、豊かさが下がっていきます。