「また、やってしまった」と行動を責めるのではなく、心の声を聞く | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

「また、飲み過ぎてしまった」

「スマホを見て夜更かししてしまった」

「つい、怒って夫婦喧嘩してしまった」

「飲み会の後ラーメンに行ってしまった」

 

 

と、行動を後悔することはたくさんあります。

 

 

「また、やってしまった」

と自己嫌悪は膨らむばかりですね。

 

 

でも、これって何度繰り返しても

終わりなきパターンにはまっている感じがしませんか?

 

 

行動を責めても、

結局またやってしまう。

 

 

子供の頃を思い出して見ると

わかりやすいのですが、

親から「勉強しなさい、宿題しなさい」と

言われて分かっているけど「ゲームをしてしまう」。

 

2時間もぼっとしていると

あっという間に夜も更けて、

また親から「宿題は終わったの?」

と怒られる。

 

 

こんなことを繰り返すに連れて

ますます勉強が嫌になる。

 

 

親は「勉強する」という理想行動を求め、

現実の「ゲーム」という行動を責める。

子供もわかっちゃいるけど、ゲームを選ぶ。

 

 

この構造と同じことを

私たちは大人になって自分の中で親と子供に分かれて

繰り返しているだけではないかと思うのです。

 

 

「今日こそ、早くお風呂に入ってスマホを切り上げて

運動するように!」

と頭はいう。

 

でも無意識の部分は

「今日はアメトークを見ながらビール飲みたい!」

と心の奥底の声はいう。

 

 

そして、翌朝、

二日酔いと寝不足になると、

「だから言ったじゃない!」

と行動を責める。

 

 

この繰り返しですね。

 

 

でも、すごく大切なことは、

心の声を聞くことです。

 

 

私たちが「またやってしまう」には理由がある。

特に、心の声に従ったらそうなってしまった・・・

というのが本音。

 

 

だとすると、

心の声、つまり感情に耳を傾けることが重要です。

 

 

 

「今日はアメトークが見たい、ビールが飲みたい!」

 

と感じた時に、

その裏に溜まっている感情はなんでしょうか?

 

 

緊張から解放されたい

今日の嫌な出来事を忘れたい

自由を感じたい

 

 

という心の声が聞こえてくると思います。

 

 

そしてその心の声を受け取って、

どういう選択をするかは自由です。

 

 

緊張から解放されるための手段は

アメトーク&ビールだけではありません。

 

でもそれが一番手っ取り早いなら

「今日はそうしよう」と決める。

 

そしてどうせなら、罪悪感なく

存分に緊張から解放され自由を味わって

楽しみましょう。

 

一番最悪なのは、

アメトーク&ビールをやっているのにも

関わらず、罪悪感を同時に感じながら

ストレスが解放されていない状態です。

 

どうせやるなら楽しもう。

 

そして繰り返される緊張や不自由感

という感情にフォーカスすると、

それそのものを扱えるようになります。

 

 

感情を扱えるようになれば、

その感情を埋めようとするやめたい行動は

いつの間にかおさまってきます。

 

 

心が引き起こす行動を

単なる悪い習慣と片づけるのではなく

しっかりと感情にフォーカスして受け取ること。

 

 

これが一番の解決への近道です。