習慣化コンサルタントの古川です。
お悩み相談コーナーとして、
回答したいと思います。
今回は、
「Kazu 3日坊主対策」です。
おはようございます。「続ける習慣」を拝読致しました。
ありがとうございました。
週に1回程度の行動を習慣化する為のポイント
担当しているエリア内の店長達に「売上目標とのギャップが生まれたら、
それを埋めるための策をしっかりと考え、自分なりの答えを出す」
習慣をつけさせたいと思っています。が、
人数不足で忙しい毎日を送っているため、
「1週間に1度」としているのですが、定着しません。
一方で「ちょっとずつでも毎日検討」というのも
「ギャップを埋めるための策にたどり着かずに検討を終えてしまう」と思い、
困っています。どのように考え、店長達に始動すればいいでしょうか。
2つアドバイスさせていただきます。
1つは、明確に行動を具体化することです。
1週間に1回程度・・・だと、10日に1回でも、2週間に1回程度でも
いいのかと判断されると、タイミングを逸します。
特に、検討するといっても、
一番難しいのは、日常の延長線上に「そんなタイミングがない」から。
習慣脳(いつもどおりのことを繰り返す脳)にスイッチがあると、
新しいことを考えてやろうという領域がオフになる。
つまり、日常業務というルーティンと嵐に突入すると、
急ぎと焦りの毎日なので、
緊急ではなく、慣れていない「検討作業」は実践しにくいし、
忘れてしまいます。
そこで、行動を具体化しリマインドをする必要があります。
・いつ検討作業をするのか?
金曜日の夕方?
・どこで誰とやるのか?
全員で集まってやる?ビデオ会議でチームごとに行う?
・どんな検討を行うのか?ツールは?
検討といっても何を考えたらいいかわからず途方に
くれることも多いはず。
となれば、検討する枠組みをシートにして、それに記入するようにした方が
考えやすくなります。
2つは、モチベーションづくりです。
最初は提出を義務にするのがいいと思います。
ただし、義務感だけで書くのは到底辛いので、
書く意味づけをしておく必要があります。
なるべく集合研修などで、
書き方と書く意味合いをわかってもらう。
できることなら、
ネットワークをつくって他の人と情報交換できる仕組みがあると
発信する意味を感じるでしょう。
企業内SNSのようなツールもあるので、
お互いアドバイスしあえるコミュニティーづくりも有効です。
いずれにしても義務感だけでやると形骸化して
作業が増えたと不満が増大します。
参考になれば幸いです。