vol.1615 真似ぶこそ、学ぶの真髄 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

学ぶという言葉の語源は、

真似ぶだそうです。

 

うちの子供は、2歳7ヶ月ですが、

子供を見ていて、こうやって成長するのかと

しみじみ思うのは、「真似」です。

 

 

「○○くんのまね・・・」と椅子から落ちる姿をして見たり、

「パパのまね・・」と言って、壁に頭をすりつけたり

(頭痛の時に痛みの緩和のためにやっていた動作をマネしているようで・・)

「そこ、のいてー」と跳ね除けられますが、のいてという言葉は関西弁。

私たちが無意識に使っている言葉をマネしています。

 

 

子供は、真似をすることで

あらゆる動きや言葉を吸収していくのだなーと

思って見ていました。

 

 

しかし、これは子供に限らない話だと思います。

 

今、企業の働き方改革で

仕事の高密度化を扱っていますが、

他の人の議事録の作り方、報告の仕方、会議の進め方など

実践の工夫を聞くと、それがヒントになったということで

実践につながっていきます。

 

講師の私が話すアングルだと分かった気になっても

実践まで遠いのですが、

同僚や同じ社員がやっている工夫というのは実践しやすい。

 

なぜならば、

「真似ぶ!」ことができるから。

 

聴いた理論や方法論は、一旦自分ごとに落とし込まなければ

いけないのですが、実践例は、

同じことを真似するだけなので簡単なのです。

 

簡単というと語弊があるかもしれません。

学ぶことの本質が、真似ぶにあるならば、

真似しやすいのは、理論より実践工夫だから

行動を触発しやすい。

 

 

こう考えると、私たちの学びは真似ぶ!にあり

と言えるのではないでしょうか?

 

問題解決、目標達成をしたいとき、

どんな方法やメソッドがあるかを探すのもいいですが、

真似できる例はどこにあるか?誰か?

を探すと全く違うアングルからヒントが見つかります。

 

学ぶの本質は、真似ぶ。

 

日々、そう実感しています。