習慣化コンサルタントの古川です。
自分を変えたい!
人生を変えたい!
でも変われないというのが人間の永久の課題でもあります。
しかし、自分と人生を他人より
変化させて望ましい人生を送っている人と
悶々とした停滞人生を送る人には差があります。
その差はどこにあるのか?
変わりたいのに変われない隔たりとなる心理は何か?
7つの心理に分けて書いてみたいと思います。
1.損したくない(損失回避の心理)
せっかく努力してきたんだから、
お金をかけたからもったいない。
これまでの決断を無駄にしたくない
経歴を無駄にしたくない。
人間は得することより、損することに敏感です。
損失を出す恐怖を避けるために実に多くのコストを払っているのです。
必要ないと思ったら、ここでおしまい。
全く新しい仕事を探してみよう!
と飛び越えられないのは、1つは損失回避の心理ですね。
2.完璧にやりたい!(完璧主義の心理)
すべてのことに、「ちゃんとやりたい」となると
新しいことをスタートするハードルが高まります。
また力を本来抜くべきところを
抜けない。
完璧という幻想を持っているとそれにとらわれ、
何をやるにしても準備が必要で、
軽く試すとか、バランスをとってやってみるという
柔軟性が利かせられない。
完璧という幻想からの脱却が必要となります。
3.違うやり方をやりたくない(現状維持の心理)
これまでやってきたことを
違うやり方で行うのは非常に抵抗があります。
議事録をつくるにしても、
自分なりにやり方があり、そのプロセスに沿って行うと
安心・安全を感じます。
ところが、議事録をもっと簡略化して半分の量で書く、
もしくは2日後に提出していたものを会議終了15分後に送る!
となると相当に心理はざわざわとします。
しかし、この違うやり方を追求することができなければ
仕事は効率化しませんし、人生で新しい可能性を見つけることもできません。
4.新しいチャレンジが怖い(予測不能リスクの回避)
生活の9割は何も考えずいつも通りのパターンを繰り返している。
これが私たちの実態。
行動も、思考も全く同じです。
私は、わくわく行動実践会という月に1回のセミナーを開催していますが、
ここではいつもやらない10の行動を実践しようと
多くの人がチャレンジを繰り返しています。
いつも通りに安住すると、人生における可能性、より広い世界への視野が
閉ざされてしまいます。
5.失敗したくない(失敗恐怖症の心理)
ミスをする。これにより自己嫌悪を味わってしまう。
激しい自己嫌悪ほど辛いものはありません。
だから、私たちは自己嫌悪を感じてしまう失敗は避けます。
しかし、これは物の考えようです。
参考書籍はこちら。ぜひ読んでみてください。
自己嫌悪ではなく、単なる行動の失敗だととらえ方を変えれば
すごく挑戦しやすくなります。
6.恥をかきたくない(恥辱回避の心理)
年甲斐もない、
いい年をして、
そんなこともできないの?
と言われたくない。
私たちは周りの目を気にして生きるのはある程度健全ですが、
それが過剰になって、気にしすぎて動けないとなると
変化できません。
7.拒絶されたくない(拒絶回避の心理)
何かをお願いして、断られるのが怖い。
この心理にとらわれて動けない人も多いでしょう。
拒絶されることは、あくまで提案を受けないと言われただけで、
あなた自身を拒絶しているわけじゃないのに、
なぜか、激しい否定感を味わうことがあります。
正直、私もあります!
でもこの心理を乗り越えないとできないことがたくさんあります。
7つの心理どれが一番当てはまりますか?