vol.1572 いつものパターンの外に出よう! | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

昨日は、日曜日なので

座禅に行って来ました。

 

御堂には大体80名分の座布団が

置いてあります。

 

正面から左右に分かれて40ずつ。

 

 

毎週同じ顔ぶれの人が70%。

その他新しい人が30%ぐらいでしょうか。

 

18時からスタートなのですが、

不思議なことに気づきました。

 

それは常連は定位置が決まっているということ。

 

 

別に誰が決めたわけでもないのに、

かなりの確率で毎回同じ場所に座るのです。

 

そして私も例外ではありません。

 

 

正面から左一番前の端。

 

ここが定位置です。

 

 

他の人がここに座っていたら、

その隣の席に座る。

 

 

ふと、今回そんなことに気づき

自分でもおかしくなりました。

 

 

定位置とは不思議な安心感のために

座っているだけ。

 

もし、ここで変化を加えたらどうなるだろうと

席をいつも座っている反対側の席に変えました。

 

 

たったこれだけのことなのに、

席に座るときにドキドキしました(笑)

 

 

そして座ってみるといつもと全く違う

角度から御説法を聞くことになります。

 

アングルが違うと景色が違って見えます。

 

目の前には鐘があり、

いつも遠巻きに見ていたものが正面にある。

 

 

居心地の悪さを感じながら、

そして、その場所にいつも座っていた常連の人は

どんな反応を示すだろうと心がざわつきます。

 

 

 

さて、実にどうでもいい些細な例ですが、

私たちは「いつも通り」を繰り返す習性があります。

 

 

いつも通りの場所が居心地がいい

いつも通りの人と付き合うほうが安心であるし、

いつも通りのやり方で生活したほうが混乱しない。

 

 

その根底心理は、

安心感ですね。

 

 

居心地の良さと安心感という引力が

このいつも通りを繰り返させます。

 

 

実に、無意識的に!

 

 

 

で、これの何が問題なのか?

 

 

いつも通りパターンの呪縛にはまっているとき、

私たちの行動・思考パターンは固定されます。

 

 

そして固定された行動・思考パターンからは

新しいアイデアや効率的なやり方が生み出されない。

 

 

脳にとって、

「変化は脅威」なのです。

 

座禅の座る場所という実につまらないことでさえ

脳は変化を排し、いつも通りを繰り返させようとする。

 

 

厄介なのは、

おそらく私以外だれも疑問にさえ思っていないように

自覚がないことです。

 

 

いつも通りの行動・思考パターンから

見えている景色・現実・選択肢は

実に狭い世界の話。

 

 

世の中には、

もっと多様な方法があり、

もっと多様な才能ある人がいて

もっと多様な場所・世界がある。

 

 

でもパターンの外にあるものは見えないし

認識できない。

 

よって自分のパターン内のことでしか、

人生を送れない。

 

 

 

人生にはもっと多様な選択肢があり、

可能性があることを知る。

 

そのためにはパターンの外にでる必要があります。

 

 

働き方も生き方も遊びも人も全部同じ。

 

 

パターンの外に出かけよう!!

 

 

パターンとはすなわち習慣です。

 

 

私が新しいパターンを見つけることで

よいより人生、生活、仕事が実現できる支援をしたいと

思って習慣化をキーワードに活動しています。

 

 

そのためには、

まず気づく!こと。

 

自分のパターンに気づき、

パターンの外に少しだけ踏み出してみる。

 

不思議なのですが、

座禅の席を変える程度の話でも、

パターンから抜ける勇気を出すと

人生にはもっと可能性があるんだ!

 

という気持ちになれる。

 

 

もし、人生に生活に人間関係に

閉塞感を感じてらっしゃるようであれば

パターンの外に出て見ませんか?