習慣化コンサルタントの古川です。
こんなケースから、
考えてみたいと思います。
今年一年こそ、生活習慣を良くするぞ!
・朝五時に起きて、朝から英語の勉強をしたい
・運動不足だからジョギングをしたい
・家族との時間を増やしたい
・仕事で成果を出したい
・自分の趣味の時間も取りたい
でも、結局正月休みは起きれず、
何一つ実現しないままに1年が終わっていく・・・
上記のようなケースって共感できますよね。
さて、年始の目標が続かない最大の問題は
何でしょうか?
最大の問題は、
計算が成り立っていないことです。
計算とは、
物理的な時間の計算という意味。
上記のように、
気合で目標を立てたはいいけど、
何一つできないのは、
もともと、目標を立てた段階で
破綻しているのです。
少し考えてみましょう。
1日は24時間しかありません。
24時間から引き算して考えてみましょう。
まず睡眠時間を引きます。
7時間
次に生活必要時間を引きます。
食事、歯磨き、お風呂、通勤時間・・
さらに仕事の時間を引きます。
そうすると
残りの時間はどれだけでしょうか?
ある人は、
24時間ー睡眠時間7時間ー生活必要時間5時間ー仕事の時間10時間
となると2時間の自由時間です。
ここで、テレビをみたい、ビールを飲みたい
というニーズもあるでしょう。
これらを含めていくと、
英語、ジョギング、家族の時間、趣味の時間
を全部1日に詰め込むのは無理があります。
もちろん、
不可能と言っているわけではなく、
何かを減らせば、自己啓発の時間は生まれます。
たとえば、仕事の時間を
8時間に密度を高めれば2時間生まれます。
移動時間に勉強すれば、一石二鳥です。
今日強調したいことは、
理想の生活は見える化しなければ、
計算できないということ。
感覚で目標を立てる最大の問題は
このような物理的な制約を考慮できないことです。
年始の抱負を立てるときにぜひ参考になれば嬉しいです。