習慣化コンサルタントの古川です。
今、話題沸騰のベストセラー
「残酷すぎる成功法則」(エリックバーガー)
に
ストレスを減少させる最も効果的な方法は何か?
の記述があります。
心理学者ロバート・エプスティンが
30カ国、3000人を対象に調査したところ、
ストレスを減少させる最も効果的な方法は、
「計画を立てること」
だと分かった。
前もってどんな障害があるかを予測し、
克服法を考えておくと、
状況をコントロールできていると感じる。
これは非常に実感値のある
納得ある結果ですね。
1日が振り回されているのか、
それとも自分で主導権を握っている感覚があるかで、
ストレス度合いは変わります。
ストレスは、
自分ではどうしようもないと思った時に最大化、
自分で状況を変えられると思った時に最小化します。
本書でも、
大切なことは、
事実としてコントロールできているかどうかより、
コントロールできていると「感じること」が重要だといいます。
私が、
「早起きの技術」で
早起きの究極のメリットは何だろうと模索した挙句
1つの結論としてたどり着いたのは、
「人生の主導権を取り戻す」
でした。
確かに、
朝を制すると、圧倒的に
「自分で1日をスタートさせた!」という感覚があり、
それはそのまま、コントロールできている感になります。
主導権が握れていると
ストレスは下がります。
まさにコントロールできている感ですね。
「計画を立てること」
に話しを戻すと、
ストレスは
「想定外のことに振り回されている」
「制御不能状態が続くこと」
という感覚だと思います。
ポイントは、
想定する、予測する、障害に対する克服策を
考えておくこと。
習慣化のメソッドでも、
例外ルールを考えるという
内容がありますが、
体調不良の時どうするか、
残業の時どうするか、
雨の時どうするか、
と予想外のことに想定をしておくことで
その度に考えるというストレスをなくす
ようにしています。
私たちの習慣化が挫折するのも
想定外のことに振り回されて、
自己コントロールを失う時と言えます。
そのために、
習慣化メソッドでは、
反発期
不安定期
倦怠期
に分けて、対策を計画するようにしています。
習慣化を挫折させてしまう要因を
全て想定内にすることで、安心できるというのは1つ
プランニングのメリットですね。
1日のストレスを減らすには、
私は理想のスケジュールを習慣化することで、
毎日にコントロール感を持つことをオススメします。