徳川家康の遺訓から学ぶ | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。

 

徳川家康の遺訓から

彼の考え方や思考を見ていければと思います。

 

さて、その家康は幼少期から苦労の連続でした。

今川家の元で、人質として過ごし、

信長、秀吉に仕え、最後は関ヶ原の戦いで、勝利。

徳川幕府264年の大平の世を作った

稀代の武将であり、政治家とも言えます。

 

太平洋戦争から今年が戦後72年ですから、

日本の戦争が起きなくなってのこれまでの期間が4倍

続いたことになります。


 

ちなみに、当時「人間五十年」と言われた頃、

家康は75歳まで長く生きました。


関ヶ原の戦いがやってきたのは、

59歳。

人生五十年という天寿を過ぎた頃にやってきたチャンスを

掴み取ったわけですね。

 

長く生きて、忍耐強く好機を待ち、

一気果敢に天下を取ったら、最強の態勢を作り上げる。

 

こんな家康の遺訓は次の通りです。

私の座右の銘(赤字)でもあります。

 

 

家康遺訓

 

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。

急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。

こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
 

堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

 

 

超訳 

人の一生というものは、

重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。

急いではいけない。
 

不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
我慢することが無事に長く安らかでいられる基礎で、

「怒り」は敵と思いなさい。
 

勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。

 

引用元

http://www.edu-konan.jp/ishibe-jh/ikiruhint/tokugawa.html

 

 

家康の考え方や性格が言葉から滲み出てくるようですね。

何を感じるかは、皆様それぞれの心にお任せしたいと思います。