習慣化コンサルタントの古川です。
まず、お陰様で「力の抜きどころ」シリーズが10万部を突破しました。
最近出た、「2割に集中して結果を出す習慣術」が
3万部となりました。
本書は、力の抜きどころの図解版であり、
コンビニ版を合わせるとシリーズ10万部を超えました。
本当に読者の皆さんに感謝申し上げます。
さて、習慣化のメソッドをまとめている
「人生を変える続ける習慣」の中で、
習慣化の邪魔者、挫折への誘惑要因を排除することを
モチベーションスイッチとして「悪魔払い」と呼びました。
案外これは重要なので、解説をしたいと思います。
運動をしたいとします。
基本的に外部要因に振り回されやすいものは
挫折しやすいということを念頭に置くことが大切です。
たとえば、運動でジョギングを選択した場合
毎日やろうとすると、
天候が悪い日(雨・嵐)に左右されます。
雨が本格的に降っている日は、
「やめておこうか」
となりがち。
たとえ例外ルールを作ったとしても、
3−4日雨が続くとさすがにベビーステップでは
納得が行きにくい。
それを避けるために
ジムに通ったとします。
しかし、ジムは定休日があり、残業を終えて
駆けつけた頃には終了しているなど、
制約を受けることになります。
こういう挫折要因を増やすほどに
続きにくくなります。
一定のリズムで外的要因を受けないために
どうすればいいかを考えることがポイントです。
たとえば、家で筋トレならば、
ほぼ外的要因は受けず、家に帰って時間がない中でも
軽くお風呂に入るまえの3分を運動に当てることができます。
また、朝やるのか、夜やるのかのタイミングも重要です。
運動系など肉体系なら夜でもいいと思いますが、
基本夜は急な残業、飲み会、家族との予定、疲労など
挫折悪魔が多いので、頭脳系は朝が悪魔払いしやすいと私はオススメしています。
いずれにしても、
続けることを阻止する悪魔の登場を
減らすために、何ができるかを考えておくことは
その後の継続率に大きな要因を与えます。
ぜひ、外的依存変数を減らしてみてください。