なぜ、一度途絶えた習慣は復活させられないのか? | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

最近こんな相談を受けました。

 

時間簿、最初は付けていたんですが、

繁忙期になって付けている余裕がなくなって・・

そこから時間簿はつけていないんです。

どうすれば続きますか?

 

 

さて、早起きであれば、日記であれ、ジョギングであれば

一度始めることも難しいのですが、ある程度軌道に乗ったのに

その軌道が何かの原因で途絶えってしまった。

 

そのまま挫折コースを突き進むことは

よくあります。

 

というよりは、第二の続けられない壁です。

 

 

また、再開すればいいというのが

理屈上のアドバイスですが、

心理的には簡単ではありません。

 

一度失った習慣への再モチベーション点火は

簡単でありません。

 

最初始めるときは、

「1つずつ、できていく、増えていく」

達成感を感じていけます。

 

しかし、ゼロになった習慣を

同じようなモチベーションで再スタートはできないでしょう。

 

まして、軌道に乗せた経験があるため、

ベビーステップと言われても、

自分の中の理想やハードルは高まっているため、
「ここまで以前は出来ていたのに」
というやるせない気持ちもあるでしょう。

 

それはまるで、

作っていた報告書が完成間際で、保存ミスで

再度ゼロからつくるかのように・・・・

 

徒労感というか、振り出しに戻ったガッカリ感で

気分は最悪。

 

確かに8割がた完成していた資料を

再度ゼロから作り直すなんて、こんなモチベーションがない

作業はありません。

ガッカリというか、無駄というか、、、

 

いずれにしても、この気分に近いのではないかと思います。

 

資料であれば提出期限があるので、

否応なく再度やり直すでしょうが、

習慣には他人との約束も提出期限もありません。


 

そこでもう、再度向き合う嫌な気分を味わうぐらいなら

やめてしまったほうがいい。

そうやって気分が戻ったらやろうと考えている間に

忘れ去ってしまいます。

 

そして、再度気分が戻ってくるのは相当後になります。

 

これが途絶えた習慣を再スタートするのが難しい

心理的な要因ではないかと思います。

 

 

では、どうすればいいか?

 

ポイントは、

「淡々と取り戻す!」

です。

 

 

ただ、感情を交えず、再度ベビーステップで

始めます。

 

達成感や意味などモチベーションは

完成なく、、、

 

ただ淡々と

ひたすら毎日に小さな◯をつけていく。

 

 

うちでは習慣化の部活カードと

言っていますが、

このようなカードに◯をつけて

取り戻していきます。

 

リハビリ期間のようなもので、

この期間は行動し続けることで、

モチベーションの再燃を待ちます。

 

 

ちなみに、モチベーションがなければ

行動できないというのは幻想です。

 

小さな行動をひたすら淡々と、

取り戻していきましょう。