節約は精神的な効用が大きい? | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 
習慣化コンサルタントの古川です。
 
 
節約は、
習慣化の中でも普遍的で且つ人気が高いものです。
 
 
私は、節約習慣の取材を受けることがありました。
節約=貯蓄
 
と解釈していましたし、表面的には多くの方が
「そうだと」おっしゃいます。
 
 
でも、本当は誤解だったのだと気づきました。
 
 
2017年は、弊社も経費削減など
筋肉体質の財政のために節約活動をやっておりますが、
これをやると、片づけと同じですが物理的なメリットよりも
精神的なメリットが大きい。
 
 
ものを大切に使う
無駄なものは買わない
再利用する
数字で分析して改善を続ける
 
 
ここで得られるメリットは、
自己規律を取り戻せた!という巨大な精神的メリット。
 
なすがままに、ダラダラと衝動的にお金を使うのではなく、
お金の支出を完全にコントロールして、有効な生き金を使うという
自己規律であり、効果的に使えているという納得感。
 
その先に、貯金額の目標が設定されているのでしょうが、
考えてみればそれはあくまで指標に過ぎない。
 
実はその過程にある精神的なメリットを享受できる
ことこそ、節約の魅力ではないでしょうか?
 
 
たとえば、収入が増えることに集中して無駄遣いを放置したとします。
おそらく貯金もそれなりに溜まっているし、おカネにもさほど困らない
状況が作れたとします。
でも節約せずに衝動的に無駄遣いをしていること自体への自己嫌悪感は
間違いなくありますよね。
 
エネルギーが落ちてしまうというか。。。
パーソナルパワーが低下してしまうのが最も心配な部分です。
 
早起きをする目的を追求したことがあります。
直接的な目標はみな違います。
・英語を勉強したい
・早く出社して仕事を片付けたい
・朝ジョギングしたい
・満員電車を避けて出社したい
 
など。。。。
 
 
しかし、その裏にある精神的なメリットは、
起きる時間をコントロールすることで、
生活と人生の主導権を握っている感覚が取り戻せる!
 
これが最高の精神的なメリット。
 
 
節約にも同じ法則が当てはまるのではないかと
思うのですが、いかがでしょうか?
 
片づけも同じですね。
整理整頓すると、会社の売り上げが上がるという話は
常にありますが、自己規律を取り戻した社員がする仕事は
全てに大きな波及効果があります。
 
 
節約は自己規律を取り戻すために、
そして効率的効果的にお金を使っているという主導権を
取り戻すために重要なのではないでしょうか?
 
 
時間は早起き
お金は節約
 
 
その先にある精神的なメリットはいずれも
コントロール感、主導権、自己効用感、達成感
があり、感情生活面で巨大なベネフィットがありますよね。
 
 
節約ーお金を貯めるためーじゃあ収入を増やそう
 
というロジックは間違えていないけど、
そもそも大切な精神的メリットを考慮していない。
 
 
取材を受けた時には、上記のようなロジックで
展開していましたが、反省です。。。(笑)