習慣化コンサルタントの古川です。
イチローが毎日地道にルーティンを欠かさず
24年も現役を続けて世界一の安打数を達成したこと。
こち亀が40年、毎週連載を続けてギネスに認定されたこと。
絶対不可能と言われた無農薬りんご栽培にチャレンジし、
8年間の苦悩を経て、成功した軌跡。
1つの挑戦を始め、継続して、最後に夢が達成する。
ここには単なる目標達成を超えた、何か美しさを感じます。
そんな価値観って、日本人の心に眠っているのではないかと
思います。
1つのことに打ち込むことでしか得られない境地、
そこに到達している人でないと見えない景色。
タモリさんが31年勤めた笑っていいとも。
放送開始通算8054回。
これもギネス記録。
毎日月ー金を積み重ねて、8000回。
動機はもう名誉でもお金でもないと思います。
小久保選手(WBC日本代表監督)はホームラン王の次の年でスランプになった。
ある意味天狗になって、そこからやる気がなくなったそうです。
イチローが、毎年200本安打を続けていた
後輩イチローにオールスターで質問したそうです。
なぜそこまで努力するのか?
イチローは、
「私の中には磨き続けたい石がある」
と答えました。
自分を磨くという境地には、
名誉もお金も関係ない、自分との戦いですね。
私の価値観ですが、短期的に成功することより
長く活躍することに美徳を持っています。
例えば、本でもベストセラーを一時的に飛ばすより
ロングセラーの本を書きたいし、
派手にメディアにでなくてもいいから、
30年後もずっと発信を続けていたい。
こんなエピソードを聞いていると
もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。