自己否定を解消するモチベーション | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

自己否定というのは、

どんな人でも必ずやっているものです。

 

 

わかりやすい自己否定は、

「あー、俺はダメだなー」

「人より何でうまくできないんだろう」

「他の人ならもっとできるはずなのに」

という心の声が湧いてくるものです。

 

 

ポジティブで私は自己否定はないという

人もポジティビティの裏に眠る自己否定に

気づいていないだけです。

 

 

たとえば、

「私には夢がたくさんある。いろいろやりたい事業が

あって毎日ハードだけと楽しい」

 

これはポジティブな人に見えますが、

多くの事業家がそうであるように、

なぜ、そこまで事業成功を求めるか?

という裏テーマが必ずあります。

 

そこには、

 

自分が否定している自分。

 

たとえば、

平凡な自分は許せない

貧乏な自分になるのは許せない

子供の頃、差別された自分に戻りたくない

孤独になりたくない

 

 

という巨大な影があるとき、

ポジティブな事業成功という光で

中和させて安定を図るのです。

 

 

だからベンチャー起業家も含めて、

成功している経営者には幼少期に大きな挫折体験が

あったり、トラウマがあります。

 

その体験を二度と味わいたくない。

そんな自分のパートを受け入れたくないから

必死に事業成功を追い求めます。

 

 

これが決して悪いわけではありません。

 

しかし、バーンアウト(燃え尽き)、クラッシュ(疲労して破滅)

の危険性も当然あります。

 

 

なぜなら、自己否定を埋めるモチベーション

は常に駆り立てられる動機で、終わりがないからです。

 

自分の中にある自己否定ゲームを終わらせないと、

とことんいくとバーンアウト、クラッシュしてしまう。

 

 

さて、上記は自己否定の影をポジティブに変換している例ですが、

これと同じものが、習慣化にも当てはまります。

 

 

ダメな自分を変えたい。

だから、早起きして運動して、勉強して・・・・

 

 

このようにポジティブな光の習慣で自己否定の影を

中和しようとします。

 

これを否定しているわけではありません。

 

 

そもそも自己否定を埋めるために努力するのは

人間を磨くことではないか?

 

これも成立する論理です。

 

 

私も以前はそう思っていました。

 

 

 

自己否定があるから、頑張ろうとする。

それがないと、あるがままの自分でいいとなれば

堕落した、怠惰なダメな人間になっていく。

 

 

そんな恐れがあると思います。

 

 

しかし、それは実は自己否定式モチベーションのゲームに

はまっているからそうしか見えないのです。

 

自己否定をどんどん解消して、

あるがままの自分でいられると、

そこにはエネルギーや自己向上のモチベーションがないのか?

 

 

いえ、そこにはピュアのエネルギーの塊の自分がいます。

 

純粋に好きなことを追い求める自分。

赤ん坊のようなエネルギー体の塊の自分。

 

 

つまり、ワクワクで生きるとか、

やりたいことで生きるという純粋なモチベーションを開花できるのです。

 

 

そこには気負いもなければ、バーンアウト、クラッシュはありません。

強迫観念がないからです。

 

 

でも自己否定を解消するモチベーション、

私にもあるし、誰でもあります。

 

徐々にそれを解放していくともっと

違うモチベーションで動けるということを

今日は書きたかったので、こんな話題にしました。

 

 

どこまで伝わるかわかりませんが、

今後も同じようなことは時折書いてみたいと思います。