習慣化コンサルタントの古川です。
先日、友人の40歳の誕生日にお祝いのメールを
送りました。
人生、80年だとすると、人生時計ではまだ正午ですね。
後半の人生、楽しみましょうと送りました。
その友人は、
「超多忙な毎日。これからもっと忙しくなるので、あっという間に
10年が過ぎ去ってしまいそう。気づいたら50歳になりそうです」
と返答。
確かに、忙しいと時間があっという間に過ぎてしまう
という感覚、非常にわかりますよね。
しかし、これを続けていると、本当のあっという間に1年、3年、5年、10年が飛ぶように過ぎていき、人生が終わっていく。
でも時間は、意識の問題だと思います。
1日を大切に、1つの出来事を味わう。
毎日を振り返り、次の日を新鮮な気持ちで迎える。
感情体験の量が多いほど、時間は長く感じるし、
感情をオフにしていると、時間があっという間にすぎると
私は思っています。
忙しいという言葉は、心を亡くすと書いて「忙」
忙殺とは、心を亡くし、出来事に殺されている状態という意味でしょうか。
確かに、毎日やることが100もあって
どんなに働いても終わりっこない場合は、
そのようなマインドになっても仕方がないですよね。
でも外的世界が忙しいからといって、自分の内的世界が比例して
忙殺されている必要はないのです。
「忙殺される日の中に、静けさを見つける。」
かくいう私も、忙殺されて1日を乗り切るだけで
精一杯の日があります。
というよりは、スケジュールを見れば、激務。
なるべく小さな静けさの時間とモードを持ち込むようにしています。
毎日のルーティンを繰り返す。
本を読んで正気を取り戻す。
1日をKPTで振り返る
心のつぶやきをノートに書き殴る
こいうやっていると自分の感情が回復してきます。
これはそんな時間がない!
のではなく、
そんな気分になれない!
だけ。
時間がないなら、仕方がないのですが、
5分、大好きな音楽を聴くとか、
5分だけ、瞑想するとか、
5分だけ、1日を振り返る日記をつける
という時間はある。
問題はそれが習慣になっていないだけで、
忙しくても毎日、自分を取り戻すためにそれをやっている人はいます。
自分を取り戻す習慣を5分、取り入れる。
そんなことが、1日を大切に味わうことにつながると
実感しています。