習慣化コンサルタントの古川です。
自分を振り返る・・・
この言葉を聴いて、あーやれてないんだよねー
と思われるか、
そんなことをやる意味あるの?
と思われるか、人それぞれですね。
人生も仕事も、何か物事を成就させたいときには、
PDCAが必要だと思います。
たとえば、一年の抱負はプランですね。
1年の会社でのMBOもプラン。
問題は、PDCAのCheck。
言って見れば振り返りって決めておかないと
なかなかできないものの1つです。
さて、なぜ振り返りはできないのか?
最大の理由は、「振り返る」という動詞は
何をするのかが不明確だからということ。
振り返る。
今週を振り返る
1年を振り返る
これまでの人生を振り返る
プロジェクトを振り返る
どうでしょうか?
何をしたらいいか、さっぱり分からない。
そう、振り返るという動作は非常に曖昧で
いざ、何をするかが明確じゃないので、
手を付けられないのです。
そこで、オススメは、5分間KPTで振り返ることです。
プロジェクトマネジメントの世界などで
使われる枠組みですが、とてもシンプルです。
Keep(良かったこと)
Problem(悪かったこと)
Try(次行動すること)
振り返るとは、この3つの動作の集合体のはずです。
だから、これを5分間、書くこと。
これが振り返りになります。
ちなみに、私は、毎日日記に今日のKPTを書いています。
3ヶ月に1度、会社のKPTを中間報告の紙に枠をつくって書きます。
※これはスキマ時間を活かしてどんどん書いていく
一年を四半期に分けて、3ヶ月に1度、第一クール、第二クール、第三クール、
第四クールでまた、KPTを書きます。
ここで大切なのか、バランスよく出すこと。
人間、反省点や問題は出しやすいものです。
目につくし、痛みがあるので。。。。
しかし、良かったことは当たり前になっていて
取るに足らない些細なことと感じてしまう。
そこで、KPTはそれぞれ、私は5つずつと決めて
バランスを取ります。
このように、振り返るという動作を3つ項目に
分けて考えて見て下さい。
仕事でもプライベートでも振り返るという枠組みは
全く同じです。