習慣化コンサルティングの古川です。
先日セミナーで、
先延ばし解消法として、チャンクダウン(塊を小さくする)
という思考を夏休みの宿題に当てはめてみました。
2回目なのですが、毎回好評。
というのも、皆さん、先延ばししてきたのですよね。
私も同じです。
ということで、分解してみましょう。
板書は読みづらいので、全体イメージだけ。
さて、私たちが先延ばしをするのは、
塊が大きいから。
たとえば、お肉を食べたい時に牛一頭、連れて来られても
食べられない。
だからサイコロステーキ化しようといいます。
夏休みの宿題が気が重たいといっているレベルは
牛一頭の状態です。
ということで分解してみましょう。
まず、正確に分けると言うより、大きく3-5の
ジャンルに分けてみます。
セミナーで出たのは、
・読書感想文
・自由研究
・日記
・工作
・ドリル・問題集
という大項目です。
これで牛で言えば、部位レベルまで落とし込めました。
次に、1つを小さくしてみましょう。
自由研究。
これは、何をすることなのか?
ここで、「うーーん」と一回沈黙が生まれます。
そうそう、これが思考のチャンクダウンが難しいところ。
また、ポイントはここなのです。
そして、しばらくして、
・まずテーマを決める
と出てきます。
確かに自由研究は、何でもできるのですよね?
自由だから。
では、テーマはどうやって決めればいいのでしょうか?
また、うーーーんと悩みの声が出てきます。
これこそ、気が重たいパート。
そして、自分の好きなテーマを書き出してみるという
アイデアが出てきました。
そう、もしくは、友達5人に聴いてみる!というのも1つです。
大切なことは、自由研究を夏休み終了の1週間前まで放置すると
あさがおの研究はできないし、テーマが限られて来る。
私もそんな経験があります。
つまり、このパートは早く決断することが重要。
ドリルを15分ずつやっていく作業とは、全く違うモードで
決断をしなければならないのです。
だから意外と進まない。決めないと何も始まらない。
これはチャンクダウンをしたから分かることです。
さて、他にも読書感想文もありました。
・本を選ぶ
・本を読む
・作文を書く
・作文を書くにも
・感想を出してみる
・要点を纏める
・文章にする
・推敲する
と様々なステップが隠れています。
あー、思い出しただけでも気が重たい。(笑)
でも複合要素をバラバラにするとちょっと手を付けられるところが
見えて来ないでしょうか?
夏休みの宿題は、普段の仕事を進める上でも役立ちます。
